コローニからカラマタ経由カルダミリへ
2017 / 09 / 20 ( Wed )
※2017年6月26日~7月17日までのギリシャの旅の記録です。

7/4 火
目覚まし前の5:50には起床。
仕度をして、7:20には部屋を出て、階下のカフェニオに向かいます。

オプションの朝食は7時から、チェックインも7時から可能という案内だったので、
当然オープンしているものと思っていたのですが、どのガラス戸も閉まっています。
鍵が掛っており、店内に人の姿もありません。
おかしいな?

連絡先の電話番号に電話をかけてみますが、応答は無し。
部屋への入り口の横にカフェニオとは別のドアがあるので、住居部分だろうか?
ブザーを押してみますが、こちらも応答なし。

まずい・・・私は7:55発のバスに乗りたいのに。

お隣のタベルナ(開店前)のテーブルで、まったりしているおじさん達がいます。
何か知っているかしらと、おじさん達の所まで行き、
「出発したいのに、お店に誰もいないんです」とギリシャ語で訴えてみます。
「鍵を返したいのかい?」「支払いもしなくてはいけないんです」

おじさんの一人が宿のそばの別のカフェニオに向かって、大声で
「タキ!電話してあげて!」

タキと呼ばれたおじさんがいるカフェニオに行き、知的な雰囲気のおじさんに
「パルテノンに泊まって、出発したいのに閉まっているんです」と再び訴え。
タキおじさんは「待っていて」というような仕草をすると、携帯を取り出し電話をします。

カフェニオから出て宿の前にいると、先ほどブザーを鳴らしたドアからオーナーが出て来ました!!
ああ、良かった~

タキおじさんにお礼を言って、オーナーの元に駆け寄りました。
「あなた、昨日は何も言って無かったから」とオーナー。
・・・はい、悪いのは私です。勝手に開いていると思いこんだ私が悪いのです。
申し訳ございません。

店内のカウンターで宿泊代の支払い。
ところがVISAカードを通したらエラー。あ、嫌な予感・・・
Masterカードに替えてみてもエラー。
オーナーが見せてくれた機械の表示は「もう一度」という文字になっています。

だめだ、こんなことで時間を使っていては、バスが出てしまう。
悔しいけれど、泣く泣く現金払い。

オーナー、助けてくれたおじさん達にお礼を言って、急いでバス乗り場へ。

乗り場にはアテネ行きのバスが停まっています。
その後ろに動いているバスがあり、カラマタ行きの表示。
出ようとしているのか、今、到着したところなのか、どっち?

運転手に合図をすると、「待っていろ」という仕草。
バスは向きを修正して停車、カラマタ行きであることを確認して乗り込みます。

バスは予定時刻よりやや早めに出発、カラマタまでは5.5ユーロ。
途中から乗り込む人も多かったけれど、カラマタまで行かずに降りる人も多かった。

9:20 カタマタに到着。
時刻表。正しいと言い切れないんだな、これが・・・
カラマタのKTELで (2)

事前にネットで調べたスケジュールだと、カルダミリに行くのはイティロ行きのバス。
私が2010年に反対方向の移動で乗ったバスです。
ネットの結果も、怪しい時刻表も13時発。

KTELの建物内は冷房が効き過ぎているので、乗り場の前のベンチに場所を見つけ、
旅のノートを書いて時間つぶし。
周囲の会話はほとんどがギリシャ語です。

10:30 KTELの建物内にあるお店でスパナコピタを購入。2.5ユーロ。
カラマタのKTELで (3)
イティロ行きのバスのチケットは車内で購入なので、小銭確保のために20ユーロ札を使用。
寒い建物から出て、外をぷらぷらしながらピタを食べます。
期待していなかったけど、美味しかった♫

外が暑くなったので建物内に戻り、冷房の強く無い場所で旅のノート書き。

そろそろ時間かなと、バスの番号を示す電光掲示板をチェックしに行きますが、
13時発のバスの表示の中に、イティロ行きがありません。
それではと、停車中のバスの正面に「イティロ」の表示を探しますが、こちらも無し。
窓口で聞いてみると「13時発なのでまだバスは来ていない」
同じように一人旅らしき中年男性が窓口に来て、地元の女性に通訳してもらい
カルダミリ行きのバスのことを尋ねていましたが、答えは同じでした。
通りがかったKTELの職員に私が聞いても、同じ答えでした。(←疑っている)

ところが12:55になってもバスは現れず。
窓口で見た一人旅の中年男性と、バスの車掌(検札係)のおじさんが何やら話をしており、
おじさんの担当するバスもカルダミリに行くらしい。
中年男性は私がカルダミリに行くことに気付いていたらしく、声をかけてくれました。
バスはセドナ(Σαίδωνα)行き。カルダミリまでは4ユーロ。
カラマタのKTELで (5)

このバスは13:15発ですが、結局イティロ行きも13:15発でした。
カラマタのKTELで (1)
一番上がセドナ行きの案内、その下がイティロ行き。
セドナ行きに乗り込んだら、隣にイティロ行きのバスがギリギリでやって来ました。

KTELで撮ったルートマップ。こちらも13:15発になっています。
カラマタのKTELで (4)
・・・もうさぁ!!!

この地図を見ると、メトーニ⇔コローニのバスも運行開始になっていたのね。
パルテノンのオーナーは知らなかったので、地元の人は多分知らないんだろうな。
観光シーズンのみかしら?

念のため、隣に座った女性に「このバスはカルダミリに行きますか?」と聞くと、
「そう思うけど」と言いながら、通路の反対側の人に確認してくれて「行くわよ」とにっこり。
親切だなあ、みんな。

セドナ行きはイティロ行きと途中までは一緒のルートを走るようで、
バス停に着く度に車掌のおじさんが「どこに行く?」と尋ね、どんどん乗せますw
フラッペ飲みながら運転している若いお兄ちゃん、「セドナに行く人を乗せてよ!」
車内に立っている場所が無いからか、予定通りかわかりませんが、車掌のおじさんは
途中で降りてしまいました。
その後は運転手の兄ちゃんがチケット販売も兼ねましたが、
「席が無いんだよ。僕と一緒に座る?」ってwww

カラマタ市内を抜けたら、海沿いではなく、山の中を進むバス。
カラマタからカルダミリへ (2)

満員の(というか、多分超過しているw)バスは、イティロ行きに抜かれてしまいましたw
カラマタからカルダミリへ (1)
あちらは空いているっぽい。そりゃ、途中ではこっちにどんどん乗っているからw

海が見えて来て、カルダミリ(Καρδαμύλη)に到着。14:20。
運転手の兄ちゃんは何も言わないので、こちらから確認して降車。

カルダミリの宿はBooking.comで手配済み。
でも地図がざっくりし過ぎてさっぱりわからん^^;
イティロ寄りだよねと、適当に歩いていたら街を抜けてしまいそうになり、引き返し。

悩んでも仕方ないので、宿に電話してみました。
「マリーナ・アパートメントですか?予約した者です」
「カルダミリにいるの?」と男性の声。
「ブックストアの前にいます。ここから行くには・・・」
と会話をしていたのですが、相手の反応が無くなりました。
通信状況が悪いのかと「聞こえますか?」と呼びかけて、携帯の画面を確認したら
真っ暗。
暑過ぎてやられたか?と、電池を外して入れ直したら「充電して下さい」

うっそぉ~!!!

カメラも携帯電話も、充電は怠りなくしていたはずなのに。

結局、ブックストアのおじさんに聞いたら、横の道を下りてすぐでした。。。
カルダミリの宿「マリナ」 (1)

入り口そばに男性がいて、「電話をした人?」と招かれます。
「はい、携帯電話は死にました・・・」
建物に入ると背の高い女性が現れ、「Hello!」とにこやかに握手を求められました。
タンクトップにショートパンツのラフな格好ですが、オーナーなのね。

アパートメント形式のマリナ。(Marina Studios)
通されたのは2号室。広さ十分、キッチン充実。
カルダミリの宿「マリナ」 (3)
カルダミリの宿「マリナ」 (4)

バスルームに窓がないので、やや湿っぽいかな?
カルダミリの宿「マリナ」 (2)

部屋の前は評判の良いプサロタベルナです。
カルダミリの宿「マリナ」 (5)

※予約後に「上の階が埋まってしまった」というメールが届いたのですが、
カルダミリの公式サイトだと価格が異なっているので、価格交渉が出来たのかな?
Booking.com通しだと色々と面倒だったのかしら?
※公式サイト内での案内 → こちら

荷解きを終え、少し休憩をしたら外出。17:00。
まだまだ暑い、30度超え。
カルダミリ_夕方でも30度超え

メインの通りだと思うのですが、人通りはほとんどありません。
まだ昼寝中といったところかな?

予約サイトで表示される以上に、たくさんの宿があるみたいです。
宿の名前の案内矢印があちこちに出ていました。
(「マリナ」は出していないっぽいけど)
カルダミリ_表示多し

一つ目のスーパーが閉まっていたので先を進むと、開いているお店がありました。
カルダミリ_スーパー

表に並んだ野菜と果物。色がPOPな感じで好き。籠もお洒落ですね。
カルダミリ_スーパーで (2)

野菜や果物を入れる小袋。色もイラストも私好みなので、即入手。
カルダミリ_スーパーで (1)

平たい桃、ゲットぉ~
カルダミリ_扁平桃

今回は部屋のキッチンを活用すべく、食料調達。といってもパスタ中心ですけど。
レジのお姉さんはかなり体格の良い人で、一見コワイのかと思ってしまったけど、
袋詰を手伝ってくれて、次に来た時も笑顔で挨拶してくれて、とってもいい人。

部屋に戻って片付けをしたら夕食作り。
購入したもの。
カルダミリ_調達品

タコの缶詰めを使った、トマトソースのパスタです。
カルダミリ_自炊初日

大量なのに完食してしまった^^;
食後は部屋でのんびり。天井が高くてゆったり出来ます。

ウトウトしていたら23:00。
シャワー&洗濯。シャワーは旧式の、都度、お湯が出るよう設定するタイプ。
ドライヤーありのはずでしたが、部屋に見つかりません。
今から聞きに行くのも面倒なので、まあ、いいか。
洗濯物を夜干しようかとテラスに出たら、タベルナは閉店していました。

エアコンを使わなくても涼しい部屋で旅のノート書きを進めますが、
朝が少しだけ早かったからか、眠くて眠くて。
途中で断念して就寝、2:00。

€€ 会計メモ €€
交通費 バス(コローニ→カラマタ) 5.5
    〃 (カラマタ→カルダミリ) 4.0
食費  KTEL内の軽食コーナーで スパナコピタ 2.5
    スーパーで野菜等 13.54
宿泊費 65.0(アパートメントなので朝食なし) ※予約サイトで手配

おまけ:
私がカルダミリに行こうと思ったわけ。
2010年にアレオポリからカラマタを経由してオリンピアに長距離移動した際、
バスから見た街の様子が気になりました。
帰国してから調べてみて、有名なイギリス人旅行作家Sir Patrick Leigh Fermorが
愛し、滞在した街だと知りました。

公式サイトはこちら
http://www.kardamili-greece.com/en/home.html

ギリシャ在住の日本の方が訪問、ブログで取り上げています。
『ギリシャへの扉』
http://www.mesogeia.net/trip/messinia/kardamyliold.html

映画ファンの間では『ビフォア・ミッドナイト』のロケ地として有名。
カルダミリ以外の街も登場しています。
http://www.sonyclassics.com/beforemidnight/
私はトレーラーを見ただけで満足していますがw
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テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

19 : 40 : 00 | 3.カルダミリ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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