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アテネからテサロニキへ
2012 / 04 / 05 ( Thu ) ※2011年12月27日~2012年1月26日までのギリシャの旅の記録です。
1/15 日 7:00 起床。 一番乗りでBreakfast Roomへ。取ったものの食べ切れなかったパンを持ち帰り。 ARIONで一番多く顔を合わせているレセプション・スタッフのお兄さんが、 コーヒーを飲みに(取りに)やって来て、「おはよう」と挨拶。 今からシフトなのかしら? 8:00 チェック・アウト。やはり担当はいつものお兄さんでした。 日曜で通りに人が少なかったせいか、いつもより短時間でモナスティラキ駅に到着。 ほぼ定刻にやって来た8:31発のメトロで空港へ。こちらも空いています。 9:17 空港駅に到着。何だか、猛烈に寒いんですけど!! エージアン航空のテサロニキ行き専用のカウンターに行ったら、 「あちらのセルフのチェク・イン機械でチェック・インをして、荷物をここに持って来て下さい」 あら、そうなの? ![]() セルフ・チェックイン機械は何台も並んでいます。 英語の説明を読みながら試してみたら、何故かパスポートの読み取りでエラー。 仕方ないのでスタッフがいる機械の所へ行き、お願いしたらやってくれました。 次回からは自分で出来そうかな。 カウンターに戻ってスーツケースを預けます。11.5kg。今回はもらった資料が少ないからなあ。 いつものように教会(礼拝堂)で旅の無事を祈った後は、空港内をぷらぷら。 10:10 GATEに移動。コートだけでなく、フリースのブルゾンも脱ぐように言われました。 さらに珍しく、デイパックの中身を見せるように言われます。 このデイパックが引っかかったのは初めて。 傘?使い捨てカイロ?どっちもこれまで引っかかったことはないんだけどな。 デイパックを開けて中を探るスタッフのお兄さん。 一緒に中を見て、「これは傘で・・・」と説明する私。 ロンプラのギリシャ語のフレーズブックを見つけたお兄さんは、面白そうにパラパラ。 結局、何も問題はありませんでした。。。って ヒマだから声をかけてみた、ってことはないでしょうね? 旅のノートを書きながら、搭乗を待ちます。さすがにテサロニキ行きは乗客が多いな。 10:40 搭乗開始。席は3-3並び。私の22Dは通路側。 ひとつ置いた窓際はギリシャ人のお兄さんでした。 定刻の11:00ジャストに出発した飛行機は、12時前にテサロニキに到着。→ 公式サイト 預けた荷物が出てくるのを待つ間に、到着口から写真を撮っていたら、 「No photo~!!!Go inside!」と、大柄なCAのお姉さんが駆けて来ました。 写真よりも、到着口から出てぷらぷらするなってことですかね? ※追記: マケドニア空港は軍用でもあるので、写真撮影は全面禁止らしいです。 確かにネット上にも写真がほとんどないですね (^^ゞ ということで、写真を取り下げておきます 急ぐ必要も無いので空港内探索と思ったら、意外と小さくて、特に見るものはありませんでした。 タッチ・パネル式のインフォメーションがあったので、カストリア行きのバスの時刻をチェック。 ![]() 市内へ向かう78番バスは30分ごとの出発。 乗り場に停まっていた12:30発のバスが、まさかの超混み! スーツケースを持って乗り込めそうにありません。 仕方なく見送って次のバスを待ちますが、芯から冷える程に寒かった。。。 車内の券売機は、去年と違うタイプです。0.9ユーロ。 某ガイドブックにテサロニキのバス料金について掲載されていますけど、間違っていますからね。 テサロニキに行く方は注意して下さい。 ![]() 車内の電光掲示板で停留所名を表示するはずなんですが、故障中なのか表示が出ません。 注意して車窓を見ていたら、見覚えがあるMetropolisの店が見えました。 ここで降車することにします。13:37。 ここから宿泊先の「Colors」に行くはずが、今夜Liveを見に行くクラブ「Markiz」の場所と 混同してしまって、海沿いまで出てしまいました。 Colorsはエグナティア通りに近い場所。 途中で気付いて引き返したらわからなくなり、地番を頼りに何とかたどり着きました。ほっ。 「Colors」はホテルと言うより、アパートメント・スタイルで宿泊するところ。 オープンからまだ日が浅く、最初の100組(だったかな?)に50%ディスカウントでオファーと いうのを見て、予約してみました。 テサロニキはホテル代が高いのですが、1泊35ユーロです。 入り口は常にロックされていて、鍵をもらうまではレセプションを呼び出す仕組み。 迎えてくれたのは大柄なギリシャ人のお兄さん。 私が日本から来たとわかると、握手を求めるほどの歓迎ぶり。「日本が大好きなんだ!」 社交辞令かと思いきや、「9月に日本に行きたいんだよ」と、カウンターの上の パソコン画面をくるりと向けて、ホテル予約サイトの一覧を見せます。 おお、確かに東京のホテルをチェックしていますよ。 「日本は色々と高いだろ?どこに泊まろうか、悩んじゃって」 「9月は高いかもね。中心に泊まりたいの?」「決めてはいないんだけどね」 航空券についても聞かれたので、今回のエティハド航空は85000円と教えたのですが、 間違って携帯電話に残っていた昔のレートで計算したら、630ユーロになって。 お兄さん、すごくびっくりして「その航空会社ってどう?」と興味津々。 あとで間違いに気付いて、830ユーロ(当時のレートは1ユーロ=102円位)と訂正したら、 ガッカリしていました。「630ならHappyだったんだけどなぁ」 ゴメンネ。 もし、テサロニキ発日本行きのお得な航空券情報があったら、 このお兄さんに教えてあげて下さい。 私が泊る402号室は寝室とリビングが分かれているタイプ。 仕事で来ている人の利用を想定している感じかな? 予約はExecutive doubleだったのですが、サイトを見るとSuperior だったか? ![]() ![]() 朝食は別で、オーダーするとランチ・ボックスみたいな形で部屋に届けてくれるそう。 食べに出るのも面倒なので、お願いしました。6.5ユーロ。 1泊なので荷物は広げずに外出。 まずはLiveの場所、クラブ「Markiz」を確認しないと。 ホテルのレセプションのお兄さんに聞いたら、「ここから近いよ」とパソコンで道順をチェック。 「君、ミュージシャンなの?」 いいえ、違います ![]() 教えられた通りに海沿いへ向かうと、すぐにわかりました。 ![]() だって表にミロンさんのポスターが!これ、欲しい~ ![]() ![]() 近くにカワイイ猫さんがいたので、しばらく遊びました。 ![]() ![]() 実はここ、旦那衆ことProfessional Sinnerzもよく出演しているクラブの前みたいなんです。 犬のイラストの看板、わかります? ![]() 遅い昼食を取ろうと、ニキス通りを東に行きます。 ![]() ![]() ここで不思議な人たちに遭遇しました。 空を見上げている人が多いので、上に何かあるのかなと私も見上げますが、何もなし。 よ~く見れば、どうも動きを止めているみたい。何かのパフォーマンンス? 誰かに聞いてみようかと思ったら、動き出しました。??? ※帰国して調べたら、不特定の人達が決まった日時に集まり、ある目的を達成したら解散するという 「フラッシュ・モブ(Flash Mob)」なるモノがあるんですね。 私が見たのもまさにそれでした。世界中でやっているみたいです。 食事は、昨年も入った「Mangio」で取ることにしました。前回、美味しかったし。 オーダーは以下の通り。合計で14.9。安すぎるので16ユーロで支払い。 ミートボール・イン・ソース 6.0 (スズカキアかと思ったけど、違うギリシャ語名がついていました) ブロッコリー&カリフラワー 3.5 ビール(ミソス) 3.5 プソミ 0.9 水(500ml) 1.0 ※水は勝手に置かれたので手をつけなかったのですが、しっかり会計に入っている。。。 「いらない」と返そうかと思いましたが、買い置きが無かったのでそのまま持ち帰り。 ![]() ![]() ミートボールにはピラフが添えられています。美味しい~!これで6ユーロって安いわぁ。 ブロッコリーのお皿にカリフラワーがひとつもありません。 ![]() 尋ねたら「カリフラワーが無い」・・・それ、オーダー時に言ってくれませんか? 食後は散歩しようかと思っていたのですが、あまりの寒さにホテルに戻りました。 夕焼けがキレイです。 ![]() ![]() 21:40 仕度をして外出。クラブ、Markizへ。 あっさり着いたものの、何だか変。入り口にスタッフがいてチェックしているわけでもないし。 でもステージはちゃんとセットされているみたいだし。 とりあえず入ってみると、まだ、お客さんはまばら。 中央のバー・カウンターへ行き、スタッフのお兄さんに英語で尋ねます。 「ここに来るのは初めてなんだけど、今夜のLiveを観るにはどうしたらいいの?」 お兄さんは他のスタッフ(名前はパノス)を呼んでくれました。 パノスが案内のスタッフみたい。めちゃくちゃ背が高い人。 パノスによればLiveは23時から(ポスターでは22時って・・・)、1ドリンク付き10ユーロ。 10ユーロ!思わず「Φτηνό(安い)!」って言っちゃいましたよ。 さすがにここで一人で1時間もつぶせないので、「じゃあ、また来ます」と言って店を出ます。 ホテルでちょっと食べ物をパクついて、22:40に再度の外出。 今度も入り口でチェックされないんだけど、いいのかな? 入ると先程のパノスがいて、バー・カウンターに場所を見つけて案内してくれました。 FIXはないのでハイネケンをオーダー。 けっこう大量のナッツ類の小鉢と一緒にビールが出され、レシート(9ユーロ)も渡されたけど、 どのタイミングで支払うんだろう? (後でカウンターを離れた時に10ユーロを払いました) 人は集まって来ましたが、なかなかLiveは始まりません。 カウンターに手を置いてアキレス腱を伸ばしていたら、スタッフがスツールを持って来てくれました。 いや、そんなつもりはなかったんですけどね。 することもないので、旅のノートを書きます。 とうとう0時を回ってしまいました。一体、Liveはいつ開始なのぉ??? と、いきなり「Όχι εγώ」のイントロが!!きゃ~ ![]() あれ?バー・カウンター越しだと見にくいかも。中で働くお兄さんたちにかぶっちゃう。 座って見られるのは楽チンだけど、でも近くで見たいなあ。 スツールから滑り降りると、立っている人の間をじわじわと進みます。 このあたりならいいかと見上げたら、すごく前に来ちゃったよ!!! 私の前にはガタイのいいお姉さんがいるので、全身が見えるというわけではありませんが、 近い、めちゃくちゃ近い! ガタイのいいお姉さんは何故か時々私に微笑み、ステージが見えるように微妙にスペースを 空けてくれているような? お気遣いありがとうございます。 ![]() 照明がクルクル変わるので、うまく写真は撮れないなあ。 ガタイのいいお姉さん(←しつこいんですが他に形容出来ないので)、3人連れみたいで、 1:00を回ったら一人が帰りました。さらに30分程したら、残る二人も帰り。。。 私の前に誰もいなくなってしまいました。 ひえ~!!ど、どうしたらいいの? この距離です。 ![]() ![]() ![]() 右端の写真の足は、サポート・ギタリストさん。 写真はぶれまくるので、動画にトライ。液晶モニターをにらみつつ、ミロンさんを追います。 ※冷静に考えると、最前列にいつもとは明らかに違う(ギリシャ人ではない)観客がいて、 真剣にカメラのモニターを見ているというのは、ミロンさんを困惑させるに十分だな、と。 すでに3枚のアルバムをリリースしているミロンさんですが、オリジナルよりカヴァーが多いのは、 クラブで皆に踊ってもらう、ファン以外の人にも楽しんでもらうためなのかな? 2時を回るとさすがにしんどくなって来ましたが、ミロンさんが頑張っているんだから。。。 すると後ろから肩を軽く叩かれました。スーツ姿のスタッフの一人です。 「このテーブル(人が立った状態で使う小さな丸テーブル)を置きたいので、 後ろに下がってもらえませんか?」 ???テーブルを置く?観客である私をどかして? 「何故?ここでLiveを見ているんですけど」 「このグループのためにテーブルを並べたいんです」 グループ?それはVIPな方々だとでも言うのか? とりあえずテーブルを置けるスペースは空けましたが、後ろではなく少し脇にずれました。 (というか、そのグループの方に囲まれているので、後ろに行けないし) 二つ並んだ丸テーブルには大量のオードブルが運ばれました。この人たちって何者? と、もう一度肩を叩かれ、「この人たちがまとまっていたいので、こっちに来てくれませんか?」 「こっちって、私がLiveを見られないじゃない!私、ちっちゃいんだし!」 スタッフは英語で話しかけたのですが、頭に来たのでわかるギリシャ語で訴えました。 でもステージのそばで言いあっているのもみっともないし。 「ここ、こっちに来て」 渋々、言われた場所に移動してみたら、確かにスペースは確保出来るけど、 先程までのようにはステージを見ることが出来ません。 「見えないよ!」と訴えるも、スタッフは何か言って(聞こえなかった)去ってしまいました。 何なの、これ? そりゃ、2時間たっぷり至近距離でミロンさんのLiveを楽しんだから、 他の人に譲ってあげて、というのもわからなくもないですよ。 でも、どうしてミロンさんが歌うステージの真ん前に、 オードブル満載のテーブルを置かなきゃならないのか? ぜえぜえ。。。 このVIPなグループの方々も、数名は何となく気まずそうにしていたんですけどね。 何だか「納得いかない」感を抱えたまま、残り3曲を演奏してLiveは終了。 先程のスタッフに、文句の一つも言ってから帰ろうかとその場にいたら、 左(ステージ側)から黒いシャツを着た男性がやって来ました。 VIPグループの一人が声をかけると、男性は私の前で立ち止まりました。 へ?この人? ・・・げっ、ミロン! 声は聞こえないのですが、呼び止めた人と何やら話しています。(親しいわけではない様子) ミロンさんが目の前にいらっしゃる!もう近いどころの話では無くて。 私は完全に固まってしまったのですが、勇気を出して右手を彼の背中に「そ~っ」 ・・・ああ、実体があるっ!!(←当たり前) 話を終えると、ミロンさんはその場を離れました。 はぁ~ 死ぬかと思った。。。 人間、本当に好きだと何も出来ないのね、と高校生みたいなことを思ったのでした 笑 時刻は午前3時。 スタッフへのむかつきもどこかに消えて、足取り軽くホテルへ。 軽くというか、あまりの寒さに走って帰ったんですけど。 朝食を8時に持って来てもらうようにオーダーしてしまったので、 その時間には起きていなきゃならないと思うと、正直キツイ。 いっそのこと、寝ないという手もありますが、それもツライ。 結局、シャワーを浴びて、ベッドに入ったのは3:40。 €€ 会計メモ €€ 交通費 バス(テサロニキ 空港→市内中心) 0.9 食費 タベルナで昼食 16.0 宿泊費 35.0(予約サイトで手配) +朝食代6.5 その他 クラブでLive観賞 10.0 おまけ: テサロニキで見たフラッシュ・モブの様子。動かないのでFreeze Mobと呼ぶらしいです。 |
テサロニキからカストリアへ
2012 / 04 / 06 ( Fri ) ※2011年12月27日~2012年1月26日までのギリシャの旅の記録です。
1/16 月 7:40 アラームで起床。眠い。。。 ゆるゆると仕度をして朝食が届くのを待っていたのに、やって来たのは8:15。 届けてくれたのは初めて見る女性スタッフ。オレンジっぽい髪がお洒落だわ。 エコな袋の中身はこれ。 ![]() まだ温かいほうれん草のパイとチーズのパイ、ゴマが全体にのった細長いパン、 カスタードクリームが入ったクロワッサン。 ティーバッグのグリーン・ティーとオレンジ・ジュース。 砂糖とハチミツもあるけど、何に使うんだろう? お茶は、昨日のチェック・イン時にレセプションでお茶をもらったので、 それを覚えていてお茶にしたと思われます。 いやはや、さすが「食べ物が美味しい」と言われるテサロニキ(←ミロス島でも言われた)、 パイもパンも激ウマですよ!特にクロワッサン!もっと欲しい! どこかで買って来たものだと思うんだけど、店の名を教えてもらえば良かったと激しく後悔。 パッキングを済ませ、10:00に外出。 外は晴天です。せっかくのお天気だから、高台に行ってみようかな。 西側から城壁に向かおうと思ったら、エグナティア通りを行き過ぎてしまったので、 去年と同じルートで坂を上って行きます。 見張り塔まで来ました。やっぱりお天気がいいと気持ちいいなあ。 南の方角にはオリンポス山が見えるらしいけど、どこだ? ![]() ![]() ![]() 戻りは城壁沿いに西へ歩きます。 ![]() このあたりはΆνω Πόλη(アノ・ポリ)と呼ばれるOld Town。 建物の造りも市内中心とはちょっと違います。 ![]() 途中で寄ったΜονή Βλατάδων(Monastery of Vlatadon ヴラタドン修道院)。 ![]() ![]() ![]() ![]() 教会の中には入れませんでしたが(ちょうど戸締りをしていた)、落ち着く場所です。 まっすぐ南へ下りるつもりが、道がクネクネでだんだん方角がわからなくなり、 しかもかなりの急勾配で焦ります。 急がないとチェック・アウトの時間になっちゃう~ ![]() 何とか見覚えがある場所まで戻って来て、早足でホテルへ行きチェック・アウト。 レセプションにいたのは、朝食を届けてくれた女性スタッフ。 「よく眠れました?」と聞かれたので、 「昨夜はクラブに行って3時までLiveを観ていたから、4時間位しか寝ていなくて」 「この後はどこへ行くの?」「カストリアに行きます」 「友達が住んでいるの?」 「Greek Hip Hopを聴きます?コミス・ヒー(ΚΟΜΗΣ Χ)がカストリアの出身なんです」 「名前は聞いたことあるわ。彼と知り合い?( ← いやいや、そんな・・・) Greek Hip Hopを好きなの?」 「はい!あ、でも昨日はミロナス・ストラティスを観たんです」 「ミロナス?私も彼の曲は好きよ。Liveを観たことはないけど、Happyになる曲よね」 お姉さん、わかってらっしゃるじゃないの。 その後も、ギリシャ⇔日本の移動はどのくらい時間がかかるの?、日本で何をしているの? などなど質問されました。 荷物を預かってもらい、最後の外出。 まずは市内バスのターミナルに行き、バスのチケットを購入。0.8ユーロ。 ついでに、路線図をもらいました。勉強のためのギリシャ語版。 人で賑わう中央市場をのぞきますが、多分99%が地元の方のようで、 混みあう中、カメラ片手の観光客となるのは気恥ずかしく、写真は遠慮しました。 13時頃、預けた荷物を取りにホテルへ。 長距離バスが発着するマケドニア・バス・ターミナルは近いので、 レセプションのスタッフが「まだ時間はあるからお茶を飲まない?」と言ってくれましたが、 14:30発のカストリア行きに乗れないと困るので、断ってホテルを出ます。 ![]() けっこうわかりにくい、ホテルの入り口。オート・ロックです。 エグナティオン通りのバス停で、31番バスに乗車。時刻は13:10。 混んでいて座れませんが、終点のターミナルには15分程で到着。 去年も利用したので、手早くカストリア行きを扱う窓口を探して列に並びます。 ところが窓口に担当者が座っていません。 他の窓口は通常通り、業務を行っているので、KTEL にトラブルがあったわけでもなさそうだし? ほどなく戻って来た担当者は幼い男の子を連れていました。 え~っと、職場にお子さん連れ?カワイイ子ですけど。 カストリアまでの料金は17.6ユーロ。 バスの出発までは1時間あるので、何か食べようかな。 表側の明るいカフェもいいけど、やっぱりギロでしょう~ ![]() 奥の方にあるギロ屋さんで「ギロ・ヒリノス(=pork)を」とオーダーしたら 中年の女性店員から、何か凄い勢いでギリシャ語が返ってきました。 え?何? と、別の若い店員さんが「サンドイッチ?」 ここはピタだけじゃなく、サンドイッチもあるのです。「ピタでお願いします」 トレイに載せられたギロ・ピタを、中年店員さんは「持って行け」とばかりに指差し。 コ、コワイんですけど。。。価格は2.8ユーロ。 テーブル席を見つけて食べますが、巻きがゆるくて具が完全にバラケました。 ![]() もう~ ![]() ギロ・ピタでハズレだった記憶は無いんですが、これはちょっと失敗かも。値段も高いし。 14:15 乗り場に移動。けっこう乗客がいます。 ![]() ↑ なんだかかわいいフェイス 笑 私の席に、隣に座っている女性の大きな荷物が置かれています。 私が「その席は・・・」と言いかけたら、女性は「Πίσω(ピソ=後ろ)、πίσω」 。。。勝手に決めないで下さいよ~ とりあえず、その女性が指差す、ひとつ後ろの列が空いているので座ったけど、 本来、ここに座る人が来たらどうするのよ? 結局、誰にも「そこは私の席」とは言われませんでしたが、 かわりに「隣に座れる?」と、初老の女性にギリシャ語で尋ねられました。 走り出した車内にはギリシャ音楽が流れます。あ、これキアモスだ。 暖房が効いて暖かいし、寝不足だしで、ウトウト。。。 ふと目を開けると、窓の外に雪が積もっている!! ![]() 17:00 予定通りにカストリア(Καστριά)に到着。まだ明るくて良かった。 → カストリア市の公式サイト、 カストリア県の公式サイト でも、バスを降りたら。。。さ、さ、寒ーいっ!!! 冷蔵庫を開けたみたいな寒さです。ひえ~ 徒歩でホテルに行こうと事前に地図も見ていたのですが、無理。絶対、無理。 タクシー乗り場に向かい、先頭の車に乗り込みます。 運転手は黒いサングラスの(多分、若い)お兄さん。車内にはハード・ロックが流れます。 ダッシュボードに料金表が貼ってあり( ← 凝視)、ミニマム・チャージは3.39。 地図ではホテルまで近いと思ったのですが、車はクネクネと曲がり、坂を上ります。 これでは、スーツケースを転がしての徒歩は無理だったな。 予約をしてある「フィロクセニア・ホテル(Filoxenia Hotel、Ο Ξενώνας Φιλοξενία)」に到着。 ![]() ※この写真は翌朝に撮影。 タクシー料金はミニマム・チャージでおさまりました。(メーターは2.7ユーロくらい) これに荷物代が加算されると思ったのですが、私が出した4ユーロに対し、運転手は釣銭を渡そうと するので、断ります。 ホテルの入口ドアに鍵がかかっていたので、ドアホンを鳴らすと、フレッド・アステアに似た細身の 男性が迎えてくれました。 通されたのは8号室。おお、リクエストした暖炉がありますよ!! ![]() ![]() 湖の眺めもばっちり。きゃ~、キレイ!! ![]() はしゃぐ私に、男性は「当ホテルにようこそ!」と手を広げました。感じのいいおじさんです。 まだ日は落ち切っていないものの、寝不足のままなので、ベッドでごろごろ。 パネル式のヒーターのおかげで、室内はとても暖かです。 ウトウト、ごろごろを繰り返し、気付けば日付が変わる時間。 明日の朝、シャワーを浴びることにして、洗顔だけ済ませて就寝。 €€ 会計メモ €€ 交通費 バス(テサロニキ 市内中心→マケドニア・バス・ターミナル) 0.8 〃 (テサロニキ→カストリア) 17.6 タクシー(カストリア バス・ターミナル→ホテル) 4.0 食費 ギロ屋さんでギロ・ピタ 2.8 宿泊費 45.0(代理店で手配) ※今回の私のテサロニキ訪問の目的は「ミロンさんのLiveを観る」、 ただそれだけだったので、観光らしいことはしていません。 昨年は三日間滞在し、名所をいくつか周りました。 → 2010-11 Winter 3.冬の本土編 ギリシャ第二の都市・テサロニキですが、ツーリスト向けのサイトは意外と無いような。 一応、このあたりで。 → http://www.thessaloniki.travel/ http://www.greeka.com/macedonia/ おまけ: 私がカストリアに行った一番の理由は、記事内にあるように コミス・ヒー(ΚΟΜΗΣ Χ)の出身地だから。自分の生まれ育った街を愛するコミは、 こんな曲も歌っています。コミ、最高~ ![]() |
カストリア二日目
2012 / 04 / 07 ( Sat ) ※2011年12月27日~2012年1月26日までのギリシャの旅の記録です。
1/17 火 7:30 起床。今日も晴天みたい。 ![]() 9時過ぎにのんびり朝食。山小屋風の、このスペースで食べます。 ![]() ![]() 私と向き合う形でギリシャ人カップルが座って、何だか気まずいわ。。。 せっかく暖炉付きの部屋なのにマッチもライターも持っていないので(私はスーパー嫌煙家)、 「マッチかライターを貸して欲しい」旨のメモを部屋に残してから外出。10:00。 ホテルは下の階がオーナーの自宅。この猫さんはオーナーの飼い猫かしら? ![]() ![]() モップみたい。。。 カストリアは教会が多いことでも知られます。これは「Άγιος Στέφανος(アギオス・ステファノス)」 ![]() 教会巡りは明日にしようかな。 昨日、タクシーで来た道を通って、バス・ターミナルのある場所に行こうとしたら、 途中で間違ってしまい、北側の湖に出てしまいました。 これはこれで楽しいので、そのまま散歩をしていたけど、 どんどん街から外れてしまいそうなので、引き返し。 南に入る道を見つけて進んで行ったら、見覚えのある場所に出ることが出来ました。 公園にインフィメーションを見つけたので、入ります。 ![]() いくつかのオフィスが同居する建物のようで、建物を入ったすぐの壁に案内表示があります。 「ツーリスト・オフィス」を意味するギリシャ語が示す方へ廊下を進み、 それらしき部屋まで来ましたが、開いた扉の中には誰もいません。 仕方なく入り口まで戻り、誰かを探そうと思ったら、そばで携帯電話で話をしていた男性が、「Συγγνώμη(シグノーミ=すみません※呼びかけ)」 私に言ったのかなと男性の方を見ますが、携帯電話で話を続けています。 なんだ、電話の相手に言ったのかと、別の廊下に行こうとしたら 男性が「Just a moment」と言い、電話を終え、ツーリスト・オフィスの方向を指し示します。 ああ、この人が担当者なのね。 一緒に部屋まで戻り、地図とパンフレットをもらいました。 「もう、どこかに行った?カストリアは初めて?」と聞かれたので 「初めてです。昨日着いたばかり」と答えると 壁に掲げたカストリアの全景写真のパネルを使って、どこに何があるのか説明してくれました。 最初は英語での説明だったのですが、私がギリシャ語交じりで応えているうちに、 最後は8割くらいがギリシャ語に 笑 11:40 インフォメーションを出て散策開始。 今日はお天気が良いので、湖沿いを歩き、街の東にある山に登ってみよう。 湖には氷が張っていますが、お天気が良いので寒くありません。 ![]() 夏は観光船が運行するんですね。 ![]() こういった古い建物も見所の一つです。「Αρχοντικό Σκούταρη(Skoutari Mansion)」 ![]() 道は整備されて歩きやすく、散歩に最適です。 はぁ~、本当に美しい街だなあ。 ![]() ![]() ![]() ![]() 「Άγιο Αθανάσιο(アギオス・アサナシオス※格変化でς が落ちている)」の標識を確認し、 湖を離れて山道を登って行きます。 山の頂上にアギオス・アサナシオス教会があり、インフォメーションのお兄さんが 「一番高い場所なので眺めがいい」と言っていた場所です。 少し上った辺りでの眺め。いや、ほんとキレイだわ。 ![]() ↓ 山道を、後ろを振り返りつつ。 ![]() 途中には見晴らし台も。落書きは困ったモンですが、いい眺めだな~ ![]() 歩きながら何度も深呼吸。楽しい~、気持ちイイ~ ちょっと歩いては、立ち止まって写真を撮ったり、景色を眺めたりのノンビリ・ペースで、 アギオス・アサナシオス教会に着いたのは14:00でした。 ![]() 小さな教会です。横から見るとこんな感じ。↓ 色使いがかわいいですね。 ![]() 山の頂上なので眺めは良好。ただ、木が多くて、写真の邪魔をする~ ![]() 教会の周りは広く開けていて、近くに大きなレストランがあります。 ![]() ここで昼食にします。お店の名前は「Ο ΚΗΠΟΣ ΤΗΣ ΑΓΑΠΗΣ(オ・キポス・ティス・アガピス)」 愛の庭?と思ったら、オーナーの名前にアガピさんがありました。 私が入る直前に1組のお客さんが出て行ったら、他にお客さんはいませんでした。 広くて明るい店内です。暖炉も燃えています。 ![]() オーダーは以下の通り。安いですよね。 ティガニア・ヒリニ 6.5 ザジキ 2.5 プソミ 0.5 本当はトマト・ケフテデスも欲しかったのですが、「今日は無い」そうで。 「何か飲みます?」と聞かれ、すでにテーブルに運ばれた水(500mlのボトル)を 「これを」と指します。 店内のほとんどがガラス張りで、とにかく眺めが良いお店です。 ザジキはちょっとゆるめ。にんにくの辛味も抑え気味。 ![]() 色んな所でティガニアを食べていますが、どこも少しずつ違うんですよね。 ここは(多分)ソテーした野菜(ネギ、赤ピーマン、きのこ)と、チーズが入っています。 ![]() ![]() うわ~、これ、美味しい!!!高得点! 見事に完食。居心地が良いのと、あまりに会計が安いので、コーヒーを追加オーダーしました。 店のお兄さんに「スイーツは?ヨーグルトと○○がありますよ」ギリシャ語で言われて、 「○○」が聞き取れなかったので聞き返そうかと思ったけど、 ホテルの朝食にはヨーグルトが無かったことを思い出し、ヨーグルトをお願いしました。 やって来たヨーグルトとコーヒー(フィルター)。 ![]() ヨーグルトにはクルミがのっています。コーヒーもたっぷり入って美味しい♪ のんびりしすぎて16:00になるので会計をしてもらったら、まさかの12ユーロ。 追加したコーヒー(2.5ユーロ)は含まれていますが、お水もヨーグルトも伝票にありません。 ヨーグルトの容器を指しながら、「これが入ってない・・・」と、お兄さんにギリシャ語で言いかけたら 「Όχι(=No)」 !!!サービスなの? 20ユーロ札で支払ったら、「2ユーロありますか?」 22ユーロの支払いで、10ユーロ札が戻りました。 ・・・これも「チップはいりません」に思える。。。 でも、1ユーロを置くことにしました。 美味しかったし、サービスも良かったし(店を出る時、ドアを押さえて見送ってくれた)、 入って良かったお店でした。 帰りは、来た道とは違う、山の西へと下りて行く道を進みます。 こちら側はまだ雪が残っています。iPodを聴きながら、サクサク進みます。 ![]() 途中にあった「Προφήτης Ηλίας(プロフィティス・イリアス)」。 ![]() 教会の中には入れなかったのですが、ドアのガラス部分から覗いて見たら とってもとってもキレイでした。入って見たいな~ どんどん下っていったら、ホテルの近くまでやって来ました。 ああ、ここにつながる道だったんだ。(←わからずに歩いていた人) 沈む太陽がキレイです。 ![]() 部屋に帰ろうと思ったものの、ホテルのそばにある「ΑΓΙΟΣ ΣΩΤΗΡΑΣ」の標識が気になる。。。 地図には載っていない教会だなあ。ここから距離はどのくらいあるんだろう? とりあえず、行ってみようかな。 ![]() 細い山道なので暗くなったらちょっとイヤかも。 もう太陽は山の向うに隠れてしまったので、そんなに時間は残っていません。 時刻は17:15くらいかな? 少し不安になりながらもせっせと歩いて行くと、10分位で小ぢんまりとした教会に着きました。 ![]() 湖沿いの道からも上って来られるみたい。 周囲の石段が雰囲気を出しています。残念ながら閉まっていて、中には入れず。 教会の脇に、さらに上へと続く石段があります。 ![]() 山から下りて来た道につながるのかと思い、林の中を進んで行ったら岩場に出ました。 ![]() これはカストロ?ここも眺めがいいなあ。 暗くなって、ちゃんとした写真が撮れないのが残念。明るい時にまた来ようかな。 足元が見えるうちにホテルに戻ります。18:00。 部屋に入ると、何故かベッド・メイクがされていませんでした。 なのでマッチの件も伝わらず。 パネル・ヒーターのおかげでまったく寒くないので、無理に暖炉を使う必要はないし、 試してみたいだけなら、明日でもいいか。 この後のプランを練っていたら、いじっていたiPodがカストリアのラジオを拾いました。 へえ~、面白い。 散歩が楽しいカストリア、かなり好きな街です。 €€ 会計メモ €€ 食費 エスティアトリオで昼食 13.0 宿泊費 45.0(代理店で手配) ※とりあえず記事をUpしましたが、補足に使えるリンク先が見つかったら加えると思います。多分。 |
カストリア三日目
2012 / 04 / 10 ( Tue ) ※2011年12月27日~2012年1月26日までのギリシャの旅の記録です。
1/18 水 7:30に起床、8:30に朝食。 10:00 外出。気温は-5℃。 ![]() 夜は暖房でぽかぽかの部屋にいて、昼間は晴天の下を歩き回ったので、 初日の到着時以外、「寒い」ということは無かったのですが、 実は天気予報で「カストリアは-10℃」と言われていたそう。 カストリアに向かったことを知っていた知人たちは「Fちゃん、凍えていないか?」と心配し、 ホテルを手配した旅行代理店は「うちのお客さんが泊まっているはずだけど、大丈夫なの?」と ホテル側に問い合わせをしたそうです。 天気予報を見ていない当人はまったく知らず、毎日呑気に過ごしておりました。 今日は教会巡りと博物館訪問です。 片っ端から教会を写真に収めよう!と、インフォメーションでもらった資料を片手に、 掲載されている地図で確認しつつ、教会を巡って行きますが。。。 ダメだっ!!教会、多過ぎ! 地図の1Km四方の中に、65の教会が掲載されているんですよ。 後でわかるように、最初に教会名の標識を撮影し、続けて建物を撮影するか、 建物と一緒に標識が収まるアングルで撮影するようにしましたが、 それでもちょっと歩けばすぐに教会が現れるので、段々わけがわからなくなる。。。 いくつか写真をピック・アップしますが、中に入れないことがほとんどだったのが残念。 ※写真にはタグで名前入りですが、後で記事でも説明を入れようと思います。 写真も相当量あるので、そのうち追加しようかな。(← いつ?) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 11:15 ビザンティン博物館(Βυζαντινό Μουσείο)へ。 ![]() 正面で建物の写真を撮っていたら、こちらを見ているおじさんが一人。 ご近所さんが散歩にでも来たのかと思っていたら、この人が担当でした。入場は無料。 おじさんは「φως(=light)」がどうのこうのとギリシャ語で話し、私が「わからないんですが?」と 返しても、同じことを繰り返します。ムムム。 と、短い廊下を進んだ先の一室の扉を開けてくれました。ああ、ここが展示室なのね。 照明が落ちていましたが、おじさんがすぐに点けてくれました。 展示品はイコンがほとんどです。天井が高くてすっきりした印象です。 写真を撮っていいのか確認しようとした時にはおじさんの姿が見えなかったので、 撮ってしまったんですけど、良かったのかな?展示室はこの1室だけでした。 ![]() ![]() 古い邸宅があるドルツォ(Ντολτσό )という地区へ。 ![]() ![]() この地区にあるのが民俗博物館(Λαογραφικό Μουσείο=Folklore Museum)。 ![]() 入り口のドアに呼び鈴がついていて、中に入ると背の高い女性が迎えてくれました。 「ギリシャ語・英語、どちらで?」と聞かれ、「・・・英語で」(←もっと努力しましょう) またもや、マン・ツー・マン解説ですよ。笑 入場料は2ユーロ。 彼女のオフィスには、ふかふか毛並みのカワイイ猫が2匹、ヌクヌクとしていました。 建物内はいくつもの部屋に分かれていて、彼女の案内で周ります。 置かれたファブリックや、壁のペイントがやたらにカワイイ。 インテリアはイタリア風を取り入れていたのだとか。 (裕福な家では、家具等もイタリアから取り寄せていたそうです) ![]() ![]() クジーナ(台所)には、ピタを伸ばすための丸いプレートや、チプロを作る器具もありました。 案内が終わると、「どこから?」などと会話。 日本からだとわかると、「日本女性なら、毛皮のお店が好きなのかしら?」 いや、そんなお金ないですし、必要もないし^^; ちなみに案内の女性も毛皮を着用していました。(しかも高級そう) 博物館を出たら、昨日歩いた湖沿いの道へ。 昨日は途中で山に登りましたが、今日は湖沿いを進んで行きます。 途中にΣπήλαιο Δράκου(Cave of the Dragon)がありました。 写真・左端が入り口らしいです。 ![]() ![]() 鍾乳洞みたいな感じかな?チケット売り場、営業しているのかしら? でも夏ならいいけど、この時期はねえ。。。 興味がある方はこちらのサイトで → ここ ※地図の位置は違っているみたいですけど。 動画もありました。 どんどん歩いてパナギア・マヴリオティッサ修道院(Παναγία Μαυριώτισσα )に到着。 カストリアの見所の一つ。手前にはレストラン兼カフェもあります。 ![]() ![]() ![]() ここにも古い様式の建物があります。 ![]() 外壁にもイコンが描かれた教会は12世紀のもの。 ![]() ![]() カメラを持った人たちに会いました。彼らも観光客かな? 裏手にあるトイレを使用したら、洗面台の水道は凍っていました。 来た道を戻って街の中心へ向かいます。 途中にあったバス停には「Fur Center」の文字。お店の前には無造作に並んだ毛皮。 ![]() ![]() 小売だけじゃなく、業者向けのショールームや工房らしき大きな建物もあり、 カストリアは毛皮の街だということがよくわかります。 ショー・ウインドウに見つけたカストリアの街。カワイイ。 ![]() バス・ターミナルで時刻表をチェックし、ホテルに戻ります。 部屋に入ると今日はベッド・メイクがされていて、お願いしたライターが置いてありました。 17:10 夕食を取りに外出。 ロンプラでチェックしたお店が無くなっていたので、その近くにあった「Ντολτσό 」へ。 こちらもロンプラで紹介されています。 ![]() 渡されたギリシャ語メニューを読もうとしたら、「こっちがギリシャ語と英語、併記のメニューだよ」と、 もうひとつ、渡してくれました。 オーダーは以下の通り、15.0ユーロです。支払いは1ユーロをプラス。 ・・・って、15.5じゃないですか。記事を書きながら伝票を見直したら、合計が15.0になっています。 私も合計だけを見て支払ったみたいです^^; ズッキーニ・ボール 4.0 サルマーデス(σαρμάδες) 9.0 ビール(FIX 500ml) 2.5 プソミは無料でした。本当はフライド・ズッキーニが良かったのですが、本日は無いとのこと。 ![]() ズッキーニは表面が焦げていますね。ちょっとパサパサしているかな? ![]() サルマーデスはギリシャのロール・キャベツ(北部での呼び方らしい)。 メニューに「冬季限定」と書かれていたのでオーダーしてみました。 でも味を確認する前に添えられたレモンを1個全部絞ったら、酸っぱくなってしまった~ ![]() 正直、レモンはいらなかったんじゃないかと。。。 (そう言いながらも完食) いつものように「ギリシャのごはん」で勉強したら、北部ではキャベツの漬けものを使うんですね。 酸っぱいはずだわ。 会計をお願いしたら、いちじくのシロップ漬けをサービスされました。 ![]() 甘~いシロップ漬けに、さらにハチミツがかかっている^^; こう書くとお店の印象が良くないみたいですけど、予約が入っていましたし、 サービスは悪くないですし、他のメニューも試してみたいと思っています。 お店の外観はこちらの紹介ページで → ここ 帰り際、お店のドア(寒さ対策で二重)の内側に、フサフサの長毛の猫さんがいました。 椅子からぴょんと飛び降りてじゃれつくので、しばらく遊びます。 暖炉で暖かだった店の外に出ると、一気に冷えます。走って帰ろう。 最後の夜なので、部屋で暖炉に挑戦! 見たことは何度かありますが、自分で火を点けるなんて初めて。 薪にただ火を点けただけでは、その部分しか燃えません。 紙を燃やし、その火を薪に移してみたりしますが、なかなか上手くいかない ![]() 結局、燃えそうな木片にペット・ボトルに入っていた灯油?を少しかけて、 なんとか点火! 急いで写真に収めなきゃ! ![]() 明日以降の予定を、ギリシャ北部に暮らすtinakiさんとメールで相談。 日本を発つ時は予定になかったのですが、せっかく近くまで来たのだから、 お邪魔させてもらおうかなと思っているのです。 バスによる移動のしやすさと彼女とご家族の予定等を考慮しつつ、土曜日に伺うことを内々定。 パッキングとシャワーを終えたら、暖炉もちょうど消えてくれました。 0時前に就寝。 €€ 会計メモ €€ 食費 エスティアトリオで夕食 16.0 宿泊費 45.0(代理店で手配) その他 民族博物館 入場料 2.0 ※とりあえず記事をUpしましたが、補足に使えるリンク先が見つかったら加えると思います。多分。 ヒットするのはギリシャ語ばっかりなんだもん。。。 |
カストリアからカヴァラへ
2012 / 04 / 12 ( Thu ) ※2011年12月27日~2012年1月26日までのギリシャの旅の記録です。
1/19 木 7:20 起床。8:45 朝食。ゆで卵が2個サーブされたので、一つは持ち帰り^^; パッキングが済んだら、最後の外出。9:40。 一昨日の夕方に行ったカストロを目指します。 辺りは林。空気が美味しい気がします。 ![]() 何度見てもキレイな街だな~。 ![]() 遠く、山の向うはアルバニアかしら? ![]() ホテルに戻ってチェック・アウト。 呼んでもらったタクシーを待つ間、レセプションのお姉さん(オーナーの娘さん?)と、少しお喋り。 初日とは違う通りを走り、バス・ターミナルに到着。 呼び出し分の1.92ユーロが加算されているのに、料金は5ユーロでした。安くないか? ![]() KTELの窓口で「テサロニキまで」と告げると、ギリシャ語で「往復?片道?」 片道です。17.6ユーロ。 乗り場にはバスが何台も並んでいるので正面に回ってみますが、行き先表示がありません。 すると、何番のバスがどこ行きなのかを伝えるギリシャ語のアナウンスが流れました。 ※ギリシャ語だけです! テサロニキ行きは60番と言ったような気がするし、待合所から出て来た人たちも向かうので、 私もその列に加わります。一応、スーツケースを預ける時に、係員に行き先を確認。 11:00 定刻通りにバスは出発。3割くらいの乗車率かな?隣席も空いています。 ポカポカして眠くなる。。。 ![]() 窓の外に見た不思議な建物。何だろう? 13:25 テサロニキに戻って来ました。ここから今度はカヴァラに向かいます。15ユーロ。 6番乗り場がカヴァラ行き。 ![]() ![]() バスは14時に出発。進行方向・右側の席だったので、海がよく見えます。 ![]() ・・と書きながら、これは湖かも ↑ 。 テサロニキを出て、ハルキディキ半島の付け根?には湖があります。半島を過ぎると海が見えます。 ![]() 道は良いので快適です。 16:15 カヴァラ(Καβάλα)に到着。大きな街です。 → 公式サイト 観光情報はここでも → http://www.kavalagreece.gr/en/ ここからさらにタソス島(Θάσος )に渡りたいので、船のスケジュールが貼り出してあるという、 海辺のポート・ポリスのブースへ行きました。(無人) ![]() 確かにスケジュールは貼り出されていましたが。。。 今からだと、タソスに行く船はケラモティという別の港からしかありません。 ケラモティはここからバスで1時間かかるので、17:30発の船に乗るのは難しそう。 そうなると最終の19:15発。これじゃ、タソスに着いたら真っ暗だ。。。 土曜日にはtinakiさんが暮らす村に移動するつもりなので、タソスに行っても中途半端だなあ。 インフォメーションでアドバイスをもらえるかなと、向かいましたが、 まさかの中休みで17:30にならないと開きません。 それではと、旅行代理店に行ってみますが、こちらも同様に長い休憩中 ![]() 海のそばのベンチに座り、しばし考えます。 ![]() ![]() 遠くにビザンティン時代の城壁が見えます。 このままカヴァラに宿泊して、タソスには日帰りにした方がいいかな? だったら、代理店でホテルを紹介してもらおうかな? (※インフォメーションでも宿泊施設は紹介してくれるようです) 再び旅行代理店に行き、相談してみますが、「ウチはローカル(地元)相手なんだよ」と つれない返事。ロンプラで「親切」と書いてある代理店なんですけど。。。 「今夜の宿泊なら、直接ホテルに行けば、”Last Minute”での価格をオファーをしてくれると思うよ」 斡旋はしないけど「Galaxy Hotel がベストだと思う」と言うので、行ってみることにします。 この代理店のすぐそばにある「Galaxy Hotel」。改装したばかりだそうで、キレイです。 山側の部屋は55ユーロ、海側の部屋は64ユーロ。 レセプションにはスタッフが一人だけで、その場を離れられないので、部屋に案内が出来ないそう。 「眺めが違うだけで、部屋の造りは同じ。良い部屋だと思うわ」 迷っている時間も無いし、64ユーロは高過ぎるということもないので、海側の部屋に決めます。 珍しくデポジットを要求されたので、余りそうな現金で1泊分を前払い。 私が宿泊するのは401号室。角部屋です。 巨大なベッド!キングサイズですね。 ![]() もちろん、Sea Viewですよ。 ![]() ![]() ドライヤーが、洗面所ではなく、寝室の机の引き出しの中に備え付けられているのが不思議・・・ 19:20 夕食を取りに外出。寒いな~ レストラン、タベルナは数軒が営業しています。 お店の前に置かれたメニューを見ていたら、呼び込みのおじさんに声をかけられました。 メニューの品数は豊富だし、ここでいいかな? お店の名前は「Η ωραία Μυτιλήνη(イ・オレア・ミティリニ)」 シー・フードが売りの、プサロタベルナ(ψαροταβέρνα)です。 「ミティリニ」ってことはミティリニ島の料理なのかな? ![]() 広いお店です。内と外と合わせると、200人は楽に座れそう。 ![]() オーダーは以下の通り。合計で16ユーロ。支払いは1ユーロをプラス。 ミド・ピラフォ(ムール貝のピラフ) 8.0 タラモサラタ 3.5 ビール(FIX 500ml) 3.5 プソミ 1.0 ※プソミ(パン)は、必要か否かを聞いてくれます。 ホール担当のおじさんが「ギリシャ語を話すのかい?」と聞くので、「少し」と答えたのですが、 その後、ずーっとギリシャ語で通されました^^; 料理はあまり待たずに運ばれました。どちらも分量は多いですね。 ![]() タラモは好きな味で、パンが足りなくなってしまった^^; ピラフのアニソス(=ディル)の量が凄いです。 ![]() ムール貝は殻つきが4個、身だけもけっこう入っています。うん、美味しいわ。 会計をお願いしたら、「急がないならグリカ(=スイーツ)を出すよ」 ということで、大きなカタイフィ(καταϊφι )をサービスされました。 素麺みたいな生地を焼いて、シロップにつけたお菓子です。 ![]() 21:00 ホテルに戻ります。 ホテルのパンフレットがあったら欲しいと思ったのですが、まだ出来上がっていないそう。 チェック・インの時にはいなかった男性スタッフが、 「どうやってウチを知ったの?部屋はどう?アテネではどこに泊まった?いつも一人旅?」 などなど、知りたがり屋さんでした。 お腹が一杯で、ベッドに横になったらウトウト。 のんびり湯船につかり、1:30に就寝。 €€ 会計メモ €€ 交通費 タクシー(カストリア ホテル→バス・ターミナル) 5.0 バス(カストリア→テサロニキ) 17.6 〃 (テサロニキ→カヴァラ) 15.0 食費 プサロタベルナで夕食 17.0 宿泊費 64.0 |