ティロス島からカステロリゾ島へ
2011 / 10 / 20 ( Thu )
※2011年8月24日~9月23日までのギリシャの旅の記録です。

9/1 木
5:50 起床。サクッと仕度をして、朝日を写真に収めようと海沿いまで外出。
でも太陽は山の向こうのようで、明るくなっているのですがその姿は見えず。
遊歩道で会ったのは、ジョギングする女性と軍の制服を来た若者の二人だけでした。
ティロスの夜明け

部屋に戻って仕度の続きをしていたら、オーナーが様子を見にやって来ました。

7:30 宿を出ます。4日前に一緒にやって来たイタリア人カップルも、出発したみたい。
オーナーにお別れを行って港へ。
広場のそばのカフェ二オンでパイを買いたかったけど、残念ながら開店前。

港にはすでに船を待つ人の姿。50人くらい乗るみたい。
予定通りにやって来たBlue Star Diagoras
ティロスの港

乗り込んで、スーツケースを荷物置き場に置こうとしたら、行き先を示す貼り紙がありません。
(通常は行き先ごとに置き場所が決まっている)
クルーのおじさんが「エレフセロ(ελεύθερο=free)!」
なので、適当な場所を見つけて置きました。

Flocafé のテーブルをキープ。1/3くらいが埋まったのかな?
船に入っているカフェで席に座っていても、たいていスタッフはスルーなのですが、
珍しくこの時は、「何かお飲みになりますか?」と英語で声をかけられました。
とりあえず今は何も欲しくないので、「あとでお願いします」とギリシャ語で返答。
※オーダーをしなくても、嫌がられたりはしません。

カステロリゾまでは7時間近くかかる長い船旅。
マニキュアを塗り直したら、iPodを聴きながらぼんやり過ごします。眠いなあ。

10:30 ロドス到着。多くの人が降りましたが、乗り込む人もけっこういました。
一度、窓側の長いソファ席に移ったけれど、テーブルが使いにくいので、再び移動。

ロドスを出航してしばらくしてから、カフェのスタッフがオーダーを取りに来ました。
食べたかったクラブ・サンドイッチは無いというので、バケットのチキン(4.4ユーロ)と
ホット・チョコレート(3.9ユーロ)をオーダー。

Blue Starで昼食
少々値段が張るだけあって、バケットにはチップスも付いています。
ホット・チョコレートはもっと甘いかと思ったら、意外と薄味。

食べ終わったら仮眠。さすがにずっと船の中というのも飽きてきます。
窓の外にはトルコの街が見えて来ました。
ドデカニサ諸島とトルコ、本当に近い距離なんですよねえ。

カステロリゾ(Καστελόριζο)が見えて来ました。
カステロリゾが見えてきた

仕度をして船の出口まで下りると、同じようにカステロリゾで降りる人が30人はいます。
公式サイトはこちら → www.megisti.gr ※現在、正式名はΜΕΓΙΣΤΗ(メギスティ)です。

15時前に到着した狭い船着き場は、人と車があふれて大混乱
どうやら客引きはいません。左右どっちに宿があるのかな?
右に行ってみると「Room to let」のサインがありました。掲げているのはカフェ。
店の上が宿なのかな?

他にもあるだろうと先を進むことにしましたが、その後はタベルナが並ぶばかり。
しかも海沿いの道は狭く、テーブルにぶつからないよう注意しないとなりません。
どんどん歩いても、新たなRoomやHotelの表示がありません。
最初のカフェまで、この細い道を戻らなくちゃいけないのかな?
だとしたら、ちょっとウンザリ。

と、後ろから「コペラ・ムー!」(κοπέλα μου=my girl)と大声が。
Girlじゃないんですが(笑)、こう呼ばれることは度々あったので振り向くと、
地元の人らしい、ふくよかなおばさんが私を見ています。
「Room?(※ここは英語) 彼女について行きなさいよ(※というようなギリシャ語)」

おばさんが「彼女」と指す方向を見ると、背の高い若い女性がいます。
そばには、大きなバッグを持ったアーミー姿の若者と、多分、そのガールフレンド。
どうやらこのカップルを宿に案内するところのようです。
宿の女性が「来る?」という仕草をしたので、行ってみることにしました。

カステロリゾの宿 (1)
時計塔のある大きな教会の脇を入ったところに宿はありました。
宿の名前は「Lindia」です。オーナーは階下に暮らしています。

日本で言う2階に上がり、まずカップルが手前の部屋に案内され、私は奥の部屋へ。
カステロリゾの宿 (2)
カステロリゾの宿 (3)
カステロリゾの宿 (4)

わぁ~!!広くてオシャレ!キッチンも付いています。
ここなら住んでもいいかも。
眺めはイマイチですが、そもそもカステロリゾの海沿いはタベルナが並び、
宿は海沿いでも端に行くか、ここのように一本裏手に入ったところにあるようでした。
私が海側の部屋ってあるんですか?と尋ねると、
廊下を挟んだ別の部屋があるけど、まだ宿泊客がいるからすぐには泊まれないそう。
それでもノックをして宿泊客に声をかけ、ちらっと中を見せてくれました。
そちらの部屋も、前に大きな教会があるのでsea viewというわけではないみたい。
1泊50ユーロですが、お願いしたら45にしてくれました。ただし現金払い。
2泊し、3日目は夜の船で発つ予定だと話すと、本来は12時でチェックアウトだけど、
3日目の午後も部屋を使っていいとのこと。良かった~
※ちなみに先の宿泊客は、この数十分後にチェックアウトしました。

オーナーが冷蔵庫を開けると、中にはフルーツの皿とお菓子の皿。
カステロリゾ_オーナーの手作り
「両方freeだから食べてね」 お菓子はオーナーの手作りだそうです。
右手前のお菓子はバクラヴァに似ていますが、
ストラヴァ(στραβά )」というカステロリゾ特有のもの。

せっせと荷解きをして、16:45 外出。
海沿いを散策。同じ形の建物が並ぶのは、そういったルールがあるんでしょうかねえ?
カステロリゾ_港の前で
カステロリゾ (2)
カステロリゾ (3)
カステロリゾ

海側を離れ、裏手に行ってみました。
最初はステファノス修道院に行こうかなと思っていたのですが、道の途中に
「Παλαιόκαστρο(パレオカストロ)」の標識を見つけ、近くにあった石段を上ってみることに。
カステロリゾ_パレオ・カストロへの標識
修道院への石段

ステファノス修道院より近いと思っていたけど、この石段がかなりキツくて心臓バクバク。
自分のペースでのんびり行こうと思ったら、背後から健脚のカップルがやって来て焦る
でもどう考えても彼らのペースには勝てないので、途中で道を譲りました。
私は汗だくでぜぇぜぇ・・・

眺めは抜群です。
カステロリゾの湾を見下ろす (2)
↑ こちらは港がある湾で 

カステロリゾの湾を見下ろす (1)
↑ こちらはその右手。小さな湾沿いはマンドラキという地区。

カステロリゾ_石段の先は・・・
石段を登りきると、いきなり視界が広がります。
でも、トップはどこなんだろ?カストロなら石組みの塀がありそうだけど?

道を譲ったカップルが遠くに見えます。その方向に道があるので進むことに。
ところが彼らはこちらに戻って来ます。
狭い道なので、脇によけて彼らを通そうとしたら、男性の方が話しかけて来ました。
「It’s long way!僕はサンダルだから先には行けなかったよ」
ええ~!!そんなに遠いの?
ちょっと心が揺らぎますが、もう少し行ってみようかな。

がんばって進んでいくと、大きな建物が現れました。修道院のようです。
カステロリゾ_Αγ.イェオルギゥ修道院 (2)
この写真は修道院の裏手で、正面側に回ると金網で近付くことが出来ず、
ズームで名前のプレートだけ写真に撮りました。
後でチェックすればいいか、と、自分がどこに来たのか確認もせずにいたのですが、
実はこれが見所の一つ、アギオス・イェオルギウ(St.George)修道院
カステロリゾ_Αγ.イェオルギゥ修道院 (1)

つまり。
私がパレオカストロへの石段だと思って上ったのは、この修道院への道で、
パレオカストロへの道は、また別の所にあったのです。それに気付いたのは翌日。
この時は、「カストロがこの先にあるんじゃないか」とあたりを見渡したのですが、
それらしいものは見えず、陽も落ちそうなのであきらめて戻ることにしました。

途中、二人組、三人組とすれ違います。一人がやたら陽気に「Hello!」
まだまだ先は遠いですよ~

石段は下りも楽ではなかった・・・
カステロリゾ_修道院からの帰り道

18:30 石段のスタート地点に戻って来ました。数えたら400段。疲れた・・・

カステロリゾ(4)
↑ 海側へ下りる道まで来て振り返った1枚。写真の白い道が修道院への石段です。
カステロリゾ_もの思う猫さん
海を見つめる華奢な猫さん。

19時頃宿へ。疲れ果てて、何も出来ずベッドの上。

20:30 夕食を取りに外出。宿からも近い、海沿いの「ΜΙΚΡΟ ΠΑΡΙΣΙ(ミクロ・パリシ)」へ。
ロンプラでは「スティファドがオススメ」とあります。
でもメニューに無かったのでモスハリ(=Veal。料理は Stewで)にしたら、「今日は無い」って
仕方ないので、無難に以下をオーダー。合計で9.5ユーロ。支払いは10で。

ナスのフライ(メリザノ・ティガニテス) 3.0
パスティッチョ 6.0
水(500ml 「Αύρα」でした) 0.5
※プソミは無料

カステロリゾ_「ミクロ・パリシ」にて
すごい量のパスティッチョ。味はどちらも良かったです。

炭火焼なのかな?大量の煙が流れてきます。
隣のテーブルに、みんなが声をかけていくおじさんが座っています。
私のテーブルに余分に置かれたメニューを「こっちへ」と引き取ってくれて、
何だか気さくな感じですが、どうも司祭さんらしい。
服装と、「パパ・ヨルゴ」という呼ばれ方からそう思ったのですが。
「ルカ」というイタリア人男性の観光客とは特に親しいようで、テーブルに招き入れ談笑。
ルカよ、美人の彼女そっちのけでいいのか?

お店はここ。店名を撮るために変な写真ですが。
グリルとは別に、奥に厨房があるらしく、海の近くに並べたテーブルと離れているので
給仕が大変そうでした。
カステロリゾ_「ミクロ・パリシ」

22:30 テーブルクロスを入手し、会計をして店を出ます。そのまま海沿いを散歩。
カステロリゾは小さい島ですが、観光客はかなりいます。
地理的にはギリシャの中でも辺境に位置するのですが、
某書の「秘境」なんて言葉はもう当てはまらないですね。
オフシーズンなら、また違うのかもしれませんが。

23:30 宿に戻りました。
洗濯やら何やら、やらなくちゃいけないことはあるのですが、どうにも力が出ず。

€€ 会計メモ €€
食費  カフェ(船内)で昼食 8.3
     エスティアトリオで夕食 10.0
宿泊費 45.0(朝食無し)

おまけ: wikiでもリンクされている、写真が大量にあるサイトです。 → ここ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

23 : 58 : 04 | 1.ドデカニサ諸島ホッピング | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
<<カステロリゾ島二日目 | ホーム | ティロス島四日目>>
コメント
★絶景!

飛び降りてみたいなぁ。

by: Tomoko * 2011/10/21 01:15 * URL [ 編集] | page top↑


宿カワイイ!

by: yumyum * 2011/10/21 01:35 * URL [ 編集] | page top↑
★Re: 絶景!

>Tomoちゃん
飛び降りても、海までは距離がかな~りありますよ~。
狭い湾に沿って建物がびっしり並ぶ景色はシミ島と似ているよね。
しかし、私は高い所に登りたがりだわね。

by: フムフム * 2011/10/21 02:05 * URL [ 編集] | page top↑
★>yumyumさん

でしょ!!!
いい色の石の柱は棚になっていて、洒落た小物が飾ってあるんだよ。
センスがいいの!
ここはまた泊りたい。


by: フムフム * 2011/10/21 02:08 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kalotaksidi.blog135.fc2.com/tb.php/105-427d7227
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |