モネムヴァシアからエラフォニソス島へ
2012 / 08 / 16 ( Thu )
※2009年5月20日~6月7日までのギリシャの旅の記録です。

5/24 日
5時前に起床。夜中に何度も目が覚めたので、ボーっとしています。

予定通り、6:30にチェック・アウト。
街はすごく静かですが、こんな朝早くから開いているカフェニオで、くつろぐ人が数人。

バス乗り場はチケットを購入した旅行代理店の前。
ホテルからゆっくり歩いて来たものの、出発の7:15までには大分早く着いてしまったので、
のんびり待つことにします。

「モライはネアポリとは反対方向だから、そこでバスを乗り換えって効率良くないよねえ」
などと考えていたら、ふっと気付きました。

あれ?私。。。パスポートを預けたまま?

チェック・インの際にパスポートを預けましたが、チェック・アウトで返却してもらっていません。
預けたスタッフは、チェック・アウトの際のスタッフとは別の女性。

やばいっ!!このまま移動するわけに行かないじゃん!!

時刻は7:00。げっ、間に合うのか?

とにかく、ちびリモワを猛烈な勢いで転がしながら、ホテルに戻ります。
が、あああ、ちびとはいえ、やっぱり邪魔なスーツケース。

すると、ある家の前で談笑する女性3人を発見。
家の前に2人、(日本式なら)2階のバルコニーに1人。
恥ずかしいけど、ここはお願いしてみるっ!

「すみません!私、ホテルにパスポートを置いて来てしまって、取りに行きたいんです。
ここに荷物を置かせてもらっていいですか?すぐ戻りますから」(英語)

女性がにっこり笑ってくれたので、これは「OK」だと受け止め、ホテルにダッーーーーシュ!

ゼーゼ―言いながら、ホテルでパスポートを返却してもらい、再びダッーーーーシュ!

先ほどの家の前に女性の姿はありませんでしたが、私のちびリモワはありました。
バルコニーの女性は残っていて、私が戻って来たのを確認すると軽く手を振り室内へ。
アテネじゃ、こんなわけにはいかないよねえ。。。

結局、バスは5分遅れの7:20に出発。この時点での乗客は私だけ。
(チケット2.3ユーロは昨日購入済み)

30分程でモライ(Μολάοι)に到着。
大きな街ではないものの、そこそこ家や店が集まっています。
中心はここじゃないのかな?(一応、県庁所在地)
バスを降り、ドライバーが車体横の置き場から出してくれた荷物を受け取りながら、
「ネアポリ行きに乗り換えたいんですけど、ここで待てばいいですか?」と尋ねたら
「ネアポリ行きは違うバス・ステーションから出るんだ。このバスが10分後にそこに行くから
もう一度バスに乗って」

ということで再び乗車し、5分程走ってKTELの事務所に到着。
モライのKTEL
先ほどの停留所からここまでは、とてもじゃないが簡単に歩ける距離じゃない。
ドライバーに尋ねて良かったわぁ~

ネアポリまでのチケットは6ユーロ。
KTELのスタッフは、ちょっと怖そうな中年女性が一人だけで、
携帯電話と固定電話の両方を使って、喋りっぱなし。
KTELのある場所は、隣にパン屋さんらしきお店があるだけで、周囲に何もありません。
遥か彼方に、スーパーの裏口にも見える大きな建物がありますが、ちょっと様子を見に行こうと
思うような距離ではありません。
ここで私は3時間、バスを待たなければならないのですよ。。。
KTELの建物内にはバスで運んでもらう荷物がたくさん置いてあるので、私の荷物も一緒に置かせてもらえば良かったのでしょうが、その時はそんな考えは浮かばず。
アメリカのロード・ムービーみたく、荒野で途方に暮れる主人公の気分。
(本当にそんな光景なんですって)

やがてアテネ行きに乗る若者が何人も集まって来ましたが、彼らが9時過ぎのバスで去ると、
また、地球の果てにでもいるような、妙な空間に。

事務所の前で過ごしていましたが、日が昇って暑くなってきたので、建物内に避難。

今朝は早起きだったので、ついウトウトしていたら、「ネアポリ!」と叫ぶ声。
近くの椅子に座っていた婦人も、私を起こそうとしてくれました。
時刻は11:15。バスは11:30発だけどな。
荷物を持って外に出るとバスがやって来ていて、乗り込むとすぐに発車。
11:20。え?早くない?

バスの中ではひたすら眠り続け、12:30にネアポリ(Νεάπολη)に到着。
かなり大きな街のようです。人も車もたくさん。
KTELでエラフォニソスへの行き方を尋ねると、今日はタクシーで港に行かないとダメらしい。

教えてもらったタクシー乗り場を見つけたものの、車はあれどドライバーが一人もいない。
仕方なく、道を挟んだカフェニオでたむろしている人たち(男性ばかり)に、
「どこでタクシーをつかまえられますか?」と声をかけると、
一人のお兄さんが「タクシー?」と歩み出て来て、そのまま私の横を通り過ぎるので
「え?もしかして、あなたがドライバー?」「うん、車はこっちだよ」

エラフォニソス行きのフェリーが出るプンダ(Πούντα)までは12ユーロくらい。
今から行けば、13時発の船に乗れるそう。
ドライバーのお兄さんは話好きで、運転中、ずっと英語で会話をしていました。
お決まりの旅の話から、私の仕事の話、日本とギリシャの経済の話に。
日本だと大卒初任給の月収が20万(もちろん、ここから税金やら保険やらが引かれるわけですが)、
当時のレートで1400ユーロくらいという話をしたら
「そんなに?ギリシャの倍だよ!」
お兄さんはアテネでオフィス勤めをしていたけど、給与が低くて(月収800ユーロ)、
仕方なく実家のネアポリに戻って、タクシー運転手になったそうです。
う~ん、確かにアテネで月に800、部屋を借りて生活となると大変そう。

と、何だか同情してしまいますが・・・お兄さんよ、話をしながら、いちいち後部座席の
私の方に振り向くのはやめてくれませんか?
対向車はほとんど無いものの、めちゃくちゃ怖いんですけど

そうこうしているうちに無事にプンダに到着。ほっ。小さな船着き場ですが人が集まっています。
「みんなエラフォニソスに行く人だよ」と、タクシーのお兄さん。
プンダの港

船は少し遅れて、13:20にやって来ました。
とっても小さな船で車は乗れないので、車で来ていた観光客が「どうしたらいいのか」と船の乗員に
尋ねていました。
※この船はgtpのサイトでも出ていない船ですが、他にカー・フェリーもあります。

乗客は10人程。片道1.2ユーロのチケットは船に乗ってから購入。
乗員の女性に今日と明日の船について尋ねたら、チケットの裏にスケジュールを書いてくれました。
エラフォニソスから、プンダではなくネアポリに行く船もあるので、これなら次の移動が楽。
プンダからエラフォニソスへの船 (2)

船からプンダのビーチを振り返って。
船から見たプンダ
この近くがパヴロペトリなのかな?
※別ブログで取り上げました。この記事 → 海底都市パヴロペトリ

10分程でエラフォニソス島(Ελαφόνησος )に到着。公式観光サイト(情報は少ない)→ ここ
乗って来た船の外観はこんな感じです。
プンダからエラフォニソスへの船 (1)

次の移動のチケットの手配と、宿を教えてもらおうと旅行代理店を探しますが見当たりません。
困ったなと思っていたら、プンダからの船で一緒だった中学生くらいのカワイイ少女がいたので
尋ねてみたら、どうも代理店は無いらしい。
そこへ、船の乗員の女性がやって来ました。少女とは親しいみたい。
「チケットは明日も船の中で買えるわよ。宿?携帯電話を持っている?」
私の携帯電話でどこかに電話したかと思うと、
「1泊30ユーロだけどいい?ジョニー(ヤニスのことか?)がバイクで迎えに来るわ」
テキパキと片付いてしまいました。助かった~

ジョニーが三輪スクーター(後部が荷物を置く平たいスペースになっている)で到着。
お世話になった船の女性と少女に手を振ってお別れ。

運ばれた先、「Ο Γιαλός(オ・イァロス)」は、私一人には広すぎる部屋でした。
エラフォニソスの宿 (2)
ダブルベッド、シングルベッド×2、テーブルセット。キッチン付き。
宿の前はビーチで、子供でも大丈夫な深さだそうです。
30ユーロを先払いしたのでパスポート預けは不要。
エラフォニソスの宿 (3) エラフォニソスの宿 (1)

1泊だけなので荷物は最小限だけ出して、昼食を取りに外出。
港の前、人で賑わう「スピロス&スピリドゥラ」に入ってみました。
※名前が「コキノス」になっているけど、ここかな?→ 紹介ページ(左一覧でkokkinosをクリック)

オーダーしたのは以下の通り。合計で14ユーロ。支払いは1ユーロをプラス。

スペシャル・オクトパス 9.0
フライド・ポテト 3.0
水(1ℓ) 1.5
プソミ 0.5
エラフォニソス_「スピロス&スピリドゥラ」昼食 (2)
エラフォニソス_「スピロス&スピリドゥラ」昼食 (1)

タコが柔らかくて美味しい~
猫さん2匹が足元でスタンバイしていますが、トマト味だしな~
エラフォニソスの猫さん
美味しい昼食に満足して部屋に戻ります。

翌日の早朝に撮ったお店の外観。
エラフォニソス_「スピロス&スピリドゥラ」

時刻は15:30。今日しか滞在しないエラフォニソス島、どこで何をしようか悩んだ末に、
シモス・ビーチに向かうことにしました。
エラフォニソスは美しいビーチで有名ですが、その中でもシモスは特に評価が高い場所。
水着を持って行くか迷いましたが、徒歩で片道1時間はかかりそうなので、
ビーチでゆっくり泳ぐ程に時間は取れそうにないと考えて、断念。

16:00に宿を出発。何だか先は遠いような。。。(写真の右奥の、海が見えるあたり)
エラフォニソス_シモス・ビーチへ (2)
エラフォニソス_シモス・ビーチへ (1)

それでも予定通り17:00にシモス(Σίμος )に着きました。
エラフォニソス_シモス・ビーチ (1)

うわ~、本当に真っ白な砂浜です。サラサラだし、広ーい!!
人はほとんどいません。ああ、やっぱり水着を持ってくれば良かったかな。
エラフォニソス_シモス・ビーチ (4)
エラフォニソス_シモス・ビーチ (2)
エラフォニソス_シモス・ビーチ (3)

私の写真はイマイチなので、以下のサイトをどうぞ。
http://www.diafragma.gr/album/show/elafonisos

砂浜を歩いて写真を撮って、満足して帰路につきます。
帰りも1時間だわと思って歩き始めましたが、20分程歩いたら中年夫婦の車に拾ってもらい、
シモスから30分足らずで戻って来ることが出来ました。

残り時間は少ないけれど、せっかくなので宿の前のビーチでひと泳ぎ。
水は冷たくて透明ですが、水底に草が多く生えていて、海と言うより湖みたい。

水着などを洗って荷物を片付け。程良い疲れにベッドでウトウトし、気付けば21時を回っていたので、
焦って夕食を取りに出かけます。
お昼と同じ店に行きましたが、食べたかったパスティッチョも、代わりになるムサカもありません。
無難に下記のオーダーとなりました。

スブラキ・チキン ※値段は?
グリークサラダ(smallサイズで) 2.5
水(1ℓ) 1.5
プソミ 0.5

エラフォニソス_「スピロス&スピリドゥラ」夕食  (2) エラフォニソス_「スピロス&スピリドゥラ」夕食  (1)

値段が「?」となっているのは、スブラキは6か7ユーロだった気がするんですが、
なぜか伝票の合計が10ユーロでして。(メニューを下げられたので確認出来ず)
支払いは1ユーロをプラスしました。
タベルナの周りには猫さんがたくさん集まっているのですが、首輪を付けた2匹の大型犬が
追い回すので、ちょっとムカつきます

キレイな星空の下、のんびり歩いて宿に戻ります。
ウトウトしながらパッキング。就寝は1:30。明日も早起きしないと。

€€ 会計メモ €€
交通費 バス(モライ→ネアポリ) 6.0
      タクシー(ネアポリ→プンダ) 12.0
      船(プンダ→エラフォニソス) 1.2 
食費 タベルナで昼食 15.0 
       〃   夕食 11.0
宿泊費 30.0(朝食無し)

おまけ: 以下もエラフォニソス島を知るためのサイトです。
http://www.greeka.com/peloponnese/elafonissos/
http://www.elafonissos.gr/
http://www.elafonisos.net/
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

23 : 55 : 17 | 2.諸島県の3島ホッピング | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<エラフォニソス島からネアポリ経由キティラ島へ | ホーム | モネムヴァシア三日目>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://kalotaksidi.blog135.fc2.com/tb.php/165-3fc44a94
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |