クレタ島二日目
2012 / 09 / 10 ( Mon )
※2009年5月20日~6月7日までのギリシャの旅の記録です。

5/29 金
寝過ぎて腰のあたりが痛い^^;
バスタブに湯を張り、のんびり入浴。
洗濯もしたけれど、上手く干せなくて(そのためのバルコニーではないので)、四苦八苦。

もたもたしていたら10:00を回ってしまったので、焦って外出。
E.O.T.(information)へ行って、ヴーヴェス(Βούβες )への行き方を教えてもらうことにします。
ハニアには二つのインフォメーションがありますが、こちらは小さい方。
ハニア_E.O.T.
ヴーヴェスに行くには車があった方がいいみたいですが、ハニアからバスもあるとのこと。

次はバス・ターミナルへと向かいます。やたらと文字の案内があるんだよね、ここ。
ハニア_KTELにて (2)
バス乗り場の周りは、何だか人で大混雑。
建物の中に入り、窓口でお姉さんに尋ねると
「1:15(=13:15)のバスがあるけど、one way。戻って来るバスは無いわよ」
「え~っ!でもヴーヴェスからここ(※地図・キサモス⇔ハニアの路線が走る幹線道路)までなら
歩けないかな?」
Loooooong Distanceよ~!」
「でも、ここまで来れば、たくさんバスがあるでしょ?」
「まあ、この道路はね、走っているけど。でもLoooooong distanceよ!」
ハニア_KTELにて (1)

もともとヴーヴェス往復の全行程をバスで行けるとは期待していなかったので、「遠い」と言われ
あっさり引き下がるつもりはありません。
この時点で11:00。とりあえずバスが出るまでの2時間、市内を散策しながら考えをまとめよう。

旧市街に行き、ヴェネツィアン・ポートへ出たら、向かいに見える灯台まで歩いてみよう。
ハニア_ヴェネツィアン・ポート (2)

海の中をじっと見つめる猫さん。
ハニア_ヴェネツィアン・ポート (3)

湾の周りを、灯台へと歩く道があります。
↓ その道の途中で振り返ったところ。右手に街があります。
ハニア_ヴェネツィアン・ポート (5)

道から街側を見たところ。丸屋根がジャニサリーズ・モスク。
ハニア_ヴェネツィアン・ポート (6)
ハニア_ヴェネツィアン・ポート (1)
ハニア_ヴェネツィアン・ポート (4)
残念ながら、中には入れませんでした。
ジャニサリーズ・モスクから湾をぐるっと回って、灯台までは15分程。

ゆっくりしていたら12:25になってしまい、急いで新市街に戻ります。
明日もハニアには滞在するけど、バスでのヴーヴェス往復が難しいのはきっと明日だって同じ。
だったら、バスがあるとわかった今のうちに、ヴーヴェスに行って来よう。

途中にある「everest」で、昼食。ササミのバケットサンドとコーラのライトで合計4.3ユーロ。
店内のテーブルで食べていましたが、時間が気になってきたので、残り1/3程をバッグの中へ。
ハニア_everestで

急ぎ足でバス・ターミナルに行くと、先ほど尋ねた窓口のお姉さんは電話中。
違う窓口に行き、別のスタッフに「ヴーヴェスに行きたい」と告げると
「わからないので、外で聞いてもらえるかしら?」

面倒だなあと思いつつ、建物の外に行き、ボックス状のインフォメーションへ。
周囲は大混雑で大混乱。
ボックス内には誰もいないので、一体どうなっているのかと思っていたら、
一人の若者がいきなりやって来て、ボックス内であれこれと調べ物を始めました。
スタッフかわからないけど、とりあえず「ヴーヴェスに行きたい」と話しかけると
ヴーヴェスへは行かないよ
「1:15にバスがあるってあっち(建物内)で聞いたよ!午後のバスだよ!」と食い下がると
「1:15?アポゲヴマ(απόγευμα=午後)? ああ、Yes」
おいおい、兄ちゃん・・・何なんだよ?

ボックスの周りはわーわーとすごいので建物内に戻り、最初に話したお姉さんの電話が終わるのを
待って「ヴーヴェスへ行きます!」と宣言します。
「ヴーヴェス?(他の人に)ヴーヴェスまでいくら? 3.2ユーロ。どのバスかは外で聞いて」

再び外へ。ボックス内にはヒゲ面のでっぷりしたおじさんが座っています。
インカムをつけて、怖い顔で発車のアナウンス中。
タイミングを見計らって話しかけたいのに、私に気付いているくせに無視している感じ。
先ほどの調べ物をしていた若者が来て、「この人、ヴーヴェスに行くんだって」と言ってくれたのに、
チラッとこちらを見ただけで、何も答えようとしません。むかつくなあ。

それどころか、私のそばにいた中年の夫妻(観光客)がヒゲ面オヤジに話しかけたら、
ボックスの窓口部分の小さなガラス戸を、ピシャリッ」と閉めやがったよ!
「俺の仕事は発車のアナウンスなんだ。邪魔するんじゃねえ」ってか?

怒りに沸々しそうですが、ヴーヴェス行きのバスがどれなのかを確認しないとなりません。
どうしたものかと思っていたら、見るからに軽そうな兄ちゃん二人組がやって来ました。
「どこに行くの?」と、何がそんなに楽しいのかと思うほどの笑顔の兄ちゃん。
「ヴーヴェス」と、用心しつつも私が答えると、
「ああ、Big Treeね」
兄ちゃんの一人はボックスの窓口手前に置いたあった資料を勝手にめくり、
「29番のバスだね。15分後だよ」
振り向くと、29番のバスがあります。
向き直って兄ちゃん二人を見ると、相変わらず満面の笑み。
信用していいのか、この笑顔・・・

ハニア_KTELにて (3)
二人に礼を言って29番のバスの前で待っていると、ドライバーらしき人がバスに乗り込んだので、
すかさずヴーヴェス行きかを確認。間違いなくヴーヴェス行きでした。
兄ちゃんを疑った私が悪うございました。

いったん降りてどこかに行ったドライバーが、13:10に戻って来たので、私も乗車。
他には誰も乗る気配がないので、このまま貸し切りと思いきや、ギリギリで4人が乗り込みました。
発車間際に、ボックスで調べ物をしていた若者が乗り込み、乗客のチケットをチェック。
そういう係の人だったのか。ただし、チェックをしたらすぐに降りてしまいました。

13:15 予定通りにバスは発車。
しばらくは、キサモスから乗ったバスと同じ道を反対方向に走り、途中で左に折れると、
畑の中というか街とは全く違う景色になります。
幹線道路からかなり奥に走って来ているので、帰りがちょっと不安だな・・・

13:45 突然バスが停まり、そばに座っていた婦人に肩を叩かれました。
婦人は窓の外を指さし、何やら言っています。あ、もしかしてオリーブの木?
するとドライバーも、運転席から私の隣にやって来て
「あれがオリーブの木だよ。写真を撮るんでしょ?」と教えてくれました。
急いで荷物をまとめ、婦人とドライバーに礼を言って下車。
(もしかして、写真を撮ったら、私がまたすぐにバスに乗ると思ったのかな?)

バス停なのかちょっと怪しいけれど、オリーブの木の正面でバスを降りることが出来ました。
ヴーヴェスに到着

念願の「ヴーヴェスのオリーブの木」とご対面。
ヴーヴェスのオリーブの木  (3)
想像していたより背が低いかな?
樹齢は3000年とも5000年とも言われており(この幅が実にギリシャらしい 笑)、
この木の野生種を接ぎ木して増やし、オリンピックの勝者の冠にしています。

すぐに歩み寄って木に触ることが出来ず、しばらくは周囲をウロウロ。
ヴーヴェスにて (2)
ヴーヴェスにて (3)
ヴーヴェスのオリーブの木  (1)

勇気を出してそ~っと幹に触れてみると、ジーン 涙
ヴーヴェスのオリーブの木  (4)
根元付近は空洞です。

前年の2008年に、航空券も手配した旅を中止したのは、身内に不幸があったからなのですが、
多分、この「世界最古の長寿のオリーブの木」の話をしたら、その身内が一番興味を持っただろうと
思います。100歳まで生きる気まんまんでしたから。
もうちょっと早くこの木に会いに来ていたら、その願いにもう少し近づけたのかなあ。
せめて残された他の人たちが長寿にあやかれるよう、木にそっとお願いをしました。

もう一本のオリーブの木はこちら。
ヴーヴェスのオリーブの木  (2)

気持ちが落ち着いたところで、昼食の残りを食べようと木のそばでゴソゴソしていたら、
近くの建物(多分、カフェ)の裏手から、最短距離を低姿勢でやって来る子猫あり。
カワイイ顔立ちのオス猫です。すでに喉をゴロゴロさせてる ^^;
バケットサンドの具のササミをお裾分けすると、パクパクと良い食べっぷりだわ。
ササミが終わったので、持参していたカリカリをあげたら、これも食べ切り。
それでも足りないのか私のバッグに入り込もうとして、カワイイ。
ヴーヴェスの猫さん (1) ヴーヴェスの猫さん (2)
周囲には他にも数匹の猫がいたのですが、近付いて来たのはこのコだけ。
猫にも性格があるんですよねえ。

この木の周囲には、少ないけれど家があります。
ヴーヴェスにて (1)
車で帰宅したところらしい男性に「ヤーサス」と声をかけられ、木のそばではカフェの店主らしき男性に
「日本から?」と尋ねられました。
そのカフェでお茶をしようかと思っていたのですが、15時で閉まってしまったようで、あたりには誰も
いなくなってしまいました。

少し奥に行くと、遠くに海も見えます。幹線道路は海の手前を走ります。
ヴーヴェスから北を見る

その後も周囲を散策しましたが、15:20にオリーブの木を後にします。

とりあえず、バスで通ったと思われる道をスタスタ。
ヴーヴェスから幹線道路へ (1)
↑ この道だと奥がヴーヴェスで、手前がハニアに戻る方向です。

ヴーヴェスから幹線道路へ (4)
オリーブやぶどうの木がいっぱいでした。

アップ・ダウンがきつくないので、距離があっても結構ラクです。

オリーブの木があるのは「アノ・ヴーヴェス(Άνω Βούβες )」という地域。
ヴーヴェスから幹線道路へ (2) ヴーヴェスから幹線道路へ (3)
右の写真は「ヴーヴェスのオリーブ 1000m」と書かれた標識。

車もほとんど通らない道をのんびり歩いて90分、どうやらキサモスからのバスを捕まえられそうな
場所まで来たみたい。
ですが、すぐにはバス停が見当たらず、歩き回っているうちに予定よりも先の集落まで歩いてしまった様子。(その間に、走り去るバスを1台目撃)
それでもバス停(多分、マレメという地域)を見つけ、17:45にハニア行きのバスに乗りました。
ハニアまでの料金は2.1ユーロ。
マレメ近郊のバス停
シンプル過ぎるバス停。当然、時刻表なんてありません。

降りる人は少なく、ほとんどのバス停で乗り込むので、乗客はどんどん増えて満員状態。
渋滞もあったのか、ハニアのターミナルに着いた時には18:30を過ぎていました。

部屋で休憩したら、夕食を取りに外出。
今日は「DOLOMA(Το ΔΟΛΩΜΑ)」に入ってみることにします。
オーダーは以下の通り。合計で10.2ユーロ。支払いには1ユーロをプラス。

ザジキ 2.4
ロースト・ミートボール(ケフテデス) 5.5
ビール(Amstel 小瓶) 1.8
プソミ 0.5

ミートボールはレモンソースが良かったのですが、あいにく今日はありませんでした。

注文してから5分ですべてサーブされました。早っ。
ハニア_「ドロマ」にて (2)
2品とも好みの味。ミートボールの付け合わせのポテトがただのフライドポテトじゃなくて、
オリーブオイルでしっかりあえてあり、甘みがあって美味しい~

店内は常時4~6匹の猫さんが、テーブルの間を歩き回っています。
お客さんの一人がテーブルを離れ、店の前に猫を呼び寄せて余りモノをあげると、猫たちが一気に
集まってすごいことに。
お客さんの間で笑いが起きました。

食べ終わったので会計をお願いしたら、果物とカタイフィ、小さなグラスでラキがサービスされました。
ハニア_「ドロマ」にて (1)
お店の紹介ページ → ここ

21:30 お腹いっぱいで店を出たら、夜景を撮影しにヴェネツィアン・ポートへ。
凄い賑わいです。観光地なんだなぁと実感。
撮影は上手く出来なかったけれど、ライトアップされた灯台はキレイでした。
ハニア_夜の灯台

€€ 会計メモ €€
交通費 バス(ハニア→ヴーヴェス) 3.2
      〃 (マレメ→ハニア) 2.1
食費  everestでバケットサンド+ドリンク 4.3
     エスティアトリオで夕食 11.2
宿泊費 30.0(朝食無し)

おまけ:私が訪れた時にはありませんでしたが、現在ヴーヴェスにはオリーブ博物館があります。
→ Olive Tree Museum of Vouves

私がこの「ヴーヴェスのオリーブの木」を知ったのは、別ブログの記事で書いたように、
雑誌『エスクァイア』のギリシャ特集を読んだからですが、その後、詳しく場所を探し当てる際には、
このブログで何度か登場いただいたあがぴょんさんのブログにもお世話になりました。
その記事(2007年)は、更新され新しい記事になっていますが、読むことが出来ます。→ ここ
※記事内で「帰りは徒歩と言っていた」のはきっと私です^^;。
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23 : 51 : 43 | 3.クレタ島 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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コメント
★ああ、

この炸裂してる猫はヴーヴェスの子だったのか。

by: Tomoko * 2012/09/11 21:04 * URL [ 編集] | page top↑
★Re: ああ、

> Tomoちゃん
炸裂www 「Shake it」はまだマスターしていなかったけどね。
ピンク色した鼻のあたまがかわいかったよ。

by: フムフム * 2012/09/11 23:02 * URL [ 編集] | page top↑
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