レスヴォス島四日目
2015 / 09 / 07 ( Mon )
※2015年6月18日~7月15日までのギリシャの旅の記録です。

6/22 月
6:45 起床。
仕度をしたら旅のノート書き。

8:00 朝食。一番乗りかな?

食後にレセプションで、セオフィロス美術館の開館日について尋ねてみます。
ガイドブックをチェックしながら「月曜は閉まっていると思う」と言うお姉さんに、
「普通は月曜ってお休みですよね。
でも、土曜に行ったら”開館日は週末と祝日以外”って貼り紙がしてあったんです」
と食い下がってみます。

お姉さんは2か所に電話をして、「あなたが正しいわ。今日は開いてるそうよ」
よし、確認OK!

さすがに行きはタクシーにしようと、乗り場へ。
先頭の車の運転手にセオフィロス美術館までの値段を聞くと「6ユーロくらいかな?」
そのくらいなら問題ないなと思って、運転手と話を続けようとしたら、
その車に乗り込んで来たお客さんがいて、運転手も私もびっくり。

2台目の車の運転手に「セオフィロス美術館まで6ユーロで行ける?」と確認して、乗り込みます。
前回私が歩いた道ではなくて、市内中心を抜けるところで、海から離れた道を行きました。
山と言うほどではありませんが、畑の間を走ります。

10分程で到着。料金は5ユーロでした。
運転手に「待つかい?」と聞かれましたが、どのくらい時間を使うかわからないし、
「歩いて戻るから」と断りました。

ヴァリア_セオフィロス&テリアード博物館

今日はちゃんと開いているセオフィロス美術館(Μουσείο Θεοφίλου)。
入場料は3ユーロ。ハンチングを被った優しそうなお兄さんが受付です。

展示室は全部で3つ。小さな美術館です。(館内撮影禁止)
ですが、すごく良かった!!
音楽程には絵画への興味は薄い私。
セオフィロスについても、ごくごく基本的なことしか知りません。
目の前の彼の作品から受ける印象がすべてと言っても過言ではありません。
幸せな気持ちになるんですよ、彼の作品て。

あとでわかったことですが、ノーベル文学賞受賞の詩人セフェーリスが書いています。

「セオフィロスは我々に新しい眼を与える。
彼は我々の視覚を洗い清める-
驟雨のあとで、輝く空、家々、赤土、繁みのいちばん小さな葉を見るように」


ああ、詩人て素晴らしい。

展示品には、資料として各国で紹介された時の記事もあり、
日本ギリシャ協会の会報もありました。

入り口に戻ってカードを2枚購入。(0.5×2)

ギリシャ語ですが美術館について(英語もありますが、説明が短すぎ) → ここ

カードを選んでいると、ギリシャ人と思われる団体がやって来ました。
スタッフのお姉さんと何やら揉めています。
おそらく、休館日が変更になったことに対するクレームじゃないかな?
ツアーだと、休館日に合わせてスケジュールを組むわけですし。
それとも、こんな小さな美術館にいきなり大勢で来られても困るとか?
実際、一度には入れないので、二手に分かれての入場をしたようです。

順番を待つ団体さん。
ヴァリア_セオフィロス博物館 (2)

セオフィロス像。漂白と奇行の人生
ヴァリア_セオフィロスの像
マットさんによる解説 → ここ 

裏手からみた美術館。小さいですよね。
ヴァリア_セオフィロス博物館 (1)

奥にあるテリアード美術館は修復中で入れません。
美術評論家のテリアードは、セオフィロスの理解者でパトロンでした。
ヴァリア_テリアード博物館

帰りは以前と同じ海沿いの道を歩いてミティリニに戻りました。

街に着いたら暑さに負けてカフェへ。
入ってみたかった素敵なカフェニオ「パネリニオン」(Πανελλήνιον)。
ミティリニ_「パネリニオン」 (4)
ミティリニ_「パネリニオン」 (3)
天井が高く、内装はシック。お洒落です。

フラッペは美味しいクッキー付きで3ユーロ。
ミティリニ_「パネリニオン」 (2)

Tripadvosorでも高評価 → ここ

お店には、海側とエルムー通り側、両方から入れます。
こちらはエルムー通り側。
ミティリニ_「パネリニオン」 (1)

今日のエルムー通りは人でいっぱい。
ミティリニ_エルムー通り (1)
ミティリニ_エルムー通り (2)

パネリニオンの裏手にある教会、アギオス・セラポンダス(セラポダス)に行ってみました。
(O ναός του Aγίου Θεράποντα)
ミティリニ_Aγセラ ポンダス(1)

ミティリニのシンボル的な建物で、卵みたいな形の屋根が特徴。
ミティリニ_Aγセラポンダス (2)

きらびやかと言うよりも、渋い内装です。
ミティリニ_Aγセラポンダス(3)

一度部屋に戻って仕度をし直し、KTELへ向かいます。
目的はマンダマドス(マダマドス)にあるタクシアルヒス修道院。
バス料金は片道4.1ユーロ(往復で購入)。
安いので思わず聞き返しちゃいましたよ。
バスの番号は9番ですが、ギリギリまで運転手が現れず、バスの前は大混雑。
8割以上の乗車率かな?モリヴォス行きとは大違いです。
一応、座席番号がついているので探していたら、そばにいたおじさんが
「座って、座って。ゼン・ピラージ」

12:40発。右手に海を見ながらバスは走ります。
ミティリニからマンダマドスへ

1時間でタクシアルヒス修道院(Ταξιάρχης στον Μανταμάδο)に到着。
マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (2)
手前にある飛行機には、尾翼にアレクサンドロス大王のシルエット入り。
何なのかな?

この修道院は、聖ミカエルのレリーフがあることで有名です。
このレリーフ(正教には珍しい)は、サラセン人の海賊に虐殺された修道士達の血と泥で作られた
ものだという伝説。ってちょっと怖い。

さあ、中へ。
マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (3)

ところが。

写真はここまでです。
この先は「撮影禁止」のサインがあちこちに出ていて、問答無用なわけです。
素敵だったんですけどね。中。

仕方ないので、敷地内でのんびりしていた猫さんを撮影しました。
さすがに猫さんまでも撮影禁止ではないだろうと思って。
マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (4)
マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (5)
マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (7)
マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (6)
人慣れしているのか逃げるコはおらず、可愛かったなあ

帰りのバス(16時発)までは時間があるので、セルフサービスのカフェで休憩。
お店の名は「Λουκουμάδες Μανταμάδου Πρινάρη」

「ルクマデス」と掲げるだけあって、このお店のルクマデスは有名らしいです。
車で来て、箱で買っていく人も見ました。

マンダマドス_タクシアルヒス修道院にて (1)
ルクマデス 2.5
ネスカフェ 2.5

近くで遊んでいる子猫を眺めながら、旅のノート書き。

10分前に乗り込んだら、ほとんど座席が埋まっていました。
みなさん、早いなあ。
(このバスを逃したら、ミティリニには戻れません
車窓を写真に収めたいのに上手くいかず、途中から仮眠。

17:00 予定通りにミティリニに戻って来ました。
宿から港まで、どのくらいで歩けるかなとチェック。
キャリーケースを転がしても、15分みておけば大丈夫そう。

港付近には難民の方が多くいました。
私の滞在後もその数は増え続け、ただでさえ財政難のギリシャには、
擁護したくても限界があります。
何とか良い方向に向かって欲しいと思いますが、難しいですね。

通りで見かけた救急医療の車。
ミティリニ_救急車
車体にアラビア語でも説明があるのは、中東から来た方を意識しているからでしょう。

海に面したサッフォー広場。
カフェもありますが、大賑わいということもなかったかな?
ミティリニ_サッフォー広場

ルクマデスでお腹がちっとも空かないので、部屋に戻ってパッキング。

21:15 明日の朝はバタバタしたくないので、今のうちに宿代を支払おうと
レセプションへ。
ところがカードエラーで精算できず。
仕方ないので、明日、出直すことにしました。
その途中、若者が飛び込んで来て
「部屋ないですか?どこもいっぱいで、休日だって言われちゃって!」
残念ながら、ここも「Full」とスタッフのお姉さん。
若者は「え~」という表情で、去って行きました。

夜景を写真に収めるために、海沿いを一回り。
夜のミティリニ

歩いていてお腹が空いたらギロを食べようかと思ったのですが、やっぱりダメ。
大きな街のミティリニなのに、ちゃんとした食事を出来なくて残念。

22:00 部屋に戻ってシャワーを浴びて、パッキングの続き。
0:00 就寝。

4泊したレスヴォスですが、行けなかった見所はたくさんあります。
島が大きいわりにバスの便は意外と少ないので、車がないと不便だなあと痛感。
いつか再訪したいですね。

€€ 会計メモ €€
交通費 タクシー(ミティリニ→ヴァリアのセオフィロス美術館) 5.0
      バス(ミティリニ⇔マンダマドス) 4.1×2
食費 ミティリニのカフェで 3.0
    タクシアルヒス修道院のカフェで 5.0
宿泊費 30.0(宿にメールして直接予約)
その他 セオフィロス美術館入場料 3.0
      ポストカード 0.5×2

おまけ:タクシアルヒスの紹介動画(&静止画)です。
関係者が撮影したみたいです。
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コメント
★バス

フツーにあいのりだから乗ってきたんじゃないの?

by: yumyum * 2015/09/08 00:37 * URL [ 編集] | page top↑
★Re: バス

> フツーにあいのりだから乗ってきたんじゃないの?

帰りのバス?
来る時のバスでほとんどの人が修道院で降りて、
同じように帰りにも乗ってミティリニに戻ったよ。
もちろん、マンダマドスの街で乗り込んだ人もいると思うけどね。

by: フムフム * 2015/09/08 00:53 * URL [ 編集] | page top↑
★×バス→○タクシー

まちがえた、バスじゃなくてタクシー

by: yumyum * 2015/09/08 01:17 * URL [ 編集] | page top↑
★Re: ×バス→○タクシー

> まちがえた、バスじゃなくてタクシー

ああ、美術館に行く時ね。
先に乗り込んだ人とドライバーと会話中の私とで、
方向が反対だったらどっちを優先させるんだろう?

by: フムフム * 2015/09/08 19:53 * URL [ 編集] | page top↑
★猫とルクマデス

目が釘付けになりました。

レスボス良い感じですね。
思っていたより普通にギリシャっぽい印象です。
バスの便数の件はちょっと意外でした。

私は土曜に出発します。
選挙もありますしね、今回も楽しみです。

by: MM * 2015/09/10 08:16 * URL [ 編集] | page top↑
★Re: 猫とルクマデス

>MMさん
おお~出発ですか。今回は私の好きな島ばかりの訪問とのことで、
私も楽しみですよ~

レスヴォスの規模からすると、本当にKTELが小さくて。
どうしてなのかな?
見どころは本当に多いので、MMさんもぜひ!

by: フムフム * 2015/09/10 19:53 * URL [ 編集] | page top↑
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