シキノス島三日目
2011 / 06 / 03 ( Fri )
※2010年5月19日~7月20日までのギリシャの旅の記録です。

さて、これまで必要以上にデカイ写真を載せてきた旅の記録ですが、本日からの3日間は、
ほぼ、写真無しで進みます。
早い話、6/17のパトラ→アテネの移動中に、私はカメラを紛失してしまったのです。
まあ、メモリーカードを入れ替えたばかりだったので、パーになった写真は20~30枚程。
しかも、6/17にアテネで合流し、半日一緒に過ごしたギリシャつながりの友人ホソさんが
「私はもう帰国するから、カメラを貸すよ」と言ってくれて!
おかげで、翌日から、再び写真を撮りながらの旅を続けることが出来ました。
また、このアクシデントでアテネ滞在を1日延ばしたことで、別の知人にも会えました。
いやぁ~、日ごろの行いによるものか、ただ悪運が強いだけなのか。
詳細は当日の記録で書きますので、とりあえず旅の続きに戻ります。


6/15 火
7:30 起床。
お腹が空いているので、朝からパスタを作りました。
といっても、ポテトチップスを砕いてあえただけなのですが、予想以上に美味。
一瞬、「自分はすごいのかも」と密かに思うほど。

10:40頃、港に客引きに行って来たと思われるオーナーの車が、窓から見えました。
降りて行き、今日のチェックアウトについて確認。
「いつ、支払えばいい?」「今でもいいよ」
「部屋は何時まで居られる?」「4時だな。5時の船で来る、別の客を迎えるから」
宿の建物の17号室が事務所になっています。使っているノートPCはVaio。
書類入れのような箱の中を探り、「これ、君の?」と、他人のパスポートを差し出します。
そんなテキトーな。私はパスポートを預けていませんよ~。
「え~と、2晩ね。120ユーロ」 「?」 一瞬、固まります。
何を言い出すのだ、このオーナー。って、顔が笑っているし。ジョークかいっ!
軽くアッパーを繰り出すポーズをしてあげました。
そばにいた女性スタッフと顔を見合わせて、「オーナーって困った人だね」と目で会話。
オーナーは笑いながら「40ユーロだよ」 まったく。
机の上にホテルカードがあったので「友達に薦めるからもらえる?」
「もちろん!2年後でも5年後でも、友達連れてまた来てくれ」
ということで、興味があったら泊まって下さい。ただし、鍵に付いたカードが電源スイッチの役目を
果たしているので、外出時に冷蔵庫も落ちます 笑 カードを外すとか工夫して下さい。
シキノス_ガリーニ
ついでに、近くで船のチケットを買えるか尋ねると、道を下ったマーケットに行けと言います。
「ルーカス(タベルナの名前)の隣の?」「そうそう」
スーパーでチケット???「港のマーケットだね」と念を押し、行ってみることにします。

マーケット(私が何度か利用している小さなスーパー)をのぞいてみたら、店員は電話中。
レジには会計を待つ人がいます。時間かかりそうだなあ。
先に確認してみようかな、と、店の外にいた地元と思われるおじさんに、ギリシャ語で
「船のチケットは何処で買えますか?」と尋ねてみました。
「ヴィレッジだよ(Στο village)」 ギリシャ語と英語の混じった答え。
ヴィレッジ?それはホラのこと?あそこまで行かなきゃダメなの?
おじさんは「電話がどうのこうの~」と説明を続けてくれますが、そこまでは聞き取れません。
礼を言って、再度、マーケットで尋ねると、やはり答えは「ヴィレッジ」
「宿のオーナーがマーケットに行けって言ったんです。電話をしなきゃいけないんですか?」
と私が意味不明(←電話って何?ですよね)なことを口走ると、店の人はメモを渡してくれました。
電話番号のようです。「代理店の番号?」「Ναί」
電話番号がわかったところで、何をどうしろというのか?
でも「これ以上質問しないでね」な雰囲気が漂っているので、仕方なく宿に引き返します。

宿の前にバイクにまたがったオーナーの姿がありました。一言、言ってやらないと!
Δεν μπορούσα!(I couldn’t)」 買えなかったよ!と叫びますが、聞こえない様子。
オーナーは「Εντάξι;(OK?)」と叫んで、そのまま去ってしまいました。ううぅ。
OKじゃありませんっ!
部屋に戻ると11:05。あ、ホラへのバスに乗れる!こうなればホラに行った方が手っとり早い。
すごい勢いで仕度をしてバス停へ行き、時刻表通り11:15にやって来たバスでホラへ。

結局、シキノス滞在中、毎日ホラへ行った私。
さくっと用事を済ませようと、昨日見た代理店へ。良かった、開いている。
狭い部屋の中にいたのは中年男性と、中学生位の男の子。親子かな?
男性の指示で、男の子がPCを操作しています。
今夜の20:10発のピレウス行きは30.3ユーロ。カードでの支払いは不可。
夜行の船ですが、「キャビンにするか?」とは一切聞かれず。

無事、チケットを買って11:40。アロプロニアに戻るバスは14:30までありません。
パッキングもしなきゃいけないし、さすがに3時間も待てないな。
オーナーの「ホラからアロプロニアは徒歩1時間」の言葉を、下りならと信じて歩き出します。
スタスタと歩き出したら、すぐに1台の車が脇に停まりました。「Come here」
何だろうと、とりあえず近づくと、「乗れ」という仕草で「Go to beach? Swim?」
あ~、ビーチ(港)まで連れて行ってくれるのか?ラッキー!
この人、見覚えあるなあと考えたら、バスの運転手(多分、名前はヨルゴス)でした。
バスに乗っている時は「無愛想だなあ」と思っていたんだけど、実はイイ人だったのね。

あっと言う間にビーチ前、バス停に到着。「OK?」「OK!」
私を降ろすと、車は来た道を引き返して行きました。
あれ?わざわざビーチに回ってくれたのかな?感謝です!
時間節約となったので、港の向かい側を少し散策。

13時頃に部屋に戻り、シャワー&洗濯(この時間ならすぐに乾きます)。
16時まで部屋を使えると、パッキングも余裕を持って出来ます。

16:00、予定通り部屋を出ます。
スーツケースをどうしようかなと思っていたら、支払いの時にいた女性スタッフがやって来ました。
英語で声をかけたら、「Δεν καταραβαίνω(わかりません)」と言い、
隣の家から隣人のマリア(モデルみたいな美女!)を連れて来ました。
マリアに英語で「今夜、ここを発つんだけど、それまで荷物を置けますか?」と尋ねると、
何故か簡単な英語で女性スタッフに話しています。ん???
でも荷物を預かってもらうことは問題ないので、19時か19時半に宿に取りに来ると告げ、
スーツケースを17号室に置いてもらうことにしました。

シキノスでの最後の散歩。
道で、昨日、エピスコピで出会った二人組に会い、挨拶されました。彼らはドイツ人でした。

16:30、港の端に行き、ベンチでのんびりと旅ノートを書きます。
程良い強さの風が気持ちイイ。

しばらくして人がわさわさ(と言っても4人)やって来て、ベンチの後ろの建物に入って行きました。
ああ、今日は17:15にも船があるんだっけ。イオスやアナフィに行くNEL LINES。
彼らは港で働く人たち。船のロープを引いたりする仕事です。建物が事務所のようです。

船が来ました。宿のオーナーも客引きに来ています。他にも客引きの車が3台ほど。
でも降りた人の中に旅行客はいないようで、みんな早々と引き揚げました。
船が去ってしまうと、港で働く人たちも事務所を閉めて帰っていきました。
また静かな港に戻ります。蝉の声が聞こえてきます。

18時を回ったので、夕食を取りにタベルナ「ルーカス(LUCAS)」へ。
ここは宿(スタジオ)も経営しているのでHPがあります。このお店の写真もあります。
宿は港の向かいにあるので、その辺りの景色もHPで見ることが出来ます(← 他人頼り)
ビーチのそばのテーブルを選び、オーダーしたのは以下の通り。合計11ユーロに1をプラス。

トマトサラダ 3.0
スタッフド・オーベルジン(オーベルジーヌ)茄子ですね 5.0
フラッペ 2.5
プソミ 0.5

サラダもナスもビッグサイズ 笑 野菜の美味しさがぎゅ~っと詰まって嬉しい!
特にナスは甘みがあって、いくらでも食べられそうな美味しさでした。
自炊では足りなかったモノをしっかり補えた感じがします。

そばの席にはかっこいいお姉さん。白のパンツスーツですが、上着は長袖。暑くないのかな?
ビール(ミソス)を飲みつつ、トマト&キューリのサラダをつまんでいます。
近くには甘いものを出すカフェがあり、サーブされているものを見ると、どれも美味しそう。
みんなのんびりしている、穏やかな夕方です。

19:30 会計をすませ、宿に荷物を取りに行きます。
女性スタッフが「これを港まで下げて行くの?大変そうね」みたいなことを言っています。
あまりの小ささにキャリーだと気付かないらしい。これ、引っ張って行くから大丈夫なんですよ。
宿の横の坂(45度くらい?上りはけっこう辛く、西日直撃)をゆるゆる降りて、車道へ。
そこからは平らな道を港へと向かいます。
スーパーで非常食に7daysのBAKE ROLLSのベーコン味を買っておきます。1.2ユーロ。
またもや「0.2ない?」 もう~。ありませんよ。

20:00前には港に着いてしまいました。17:15の船よりも、待つ人が多いような気がします。
予定より遅れて20:30に船が到着しました。2009年に乗ったことがあるLane Sea Lines
この船、エコノミーでもテーブルが多く設置されていて便利なんですよね。
荷物置き場には係員がいて、ナンバーがついた控えをチケットの裏に貼ってくれます。
船内ではTVがよく見えるテーブル席を確保。
全く気にしていなかったけど、今夜はW杯の「ブラジルVS北朝鮮」戦を中継します。
6/17にアテネで落ち合うホソさんから「(イギリスから)アテネに向かう」とメールが入りました。
時間はたっぷりあるので、丁寧にマニキュアを塗って気分を盛り上げます。(Live仕様)

21:30 フォレガンドロス島に到着。(ミロンがシーズン初めに訪れたらしいんですよね)
TVで真剣にW杯観戦。他にも何人か見ていますが、ほとんど男性。
近くの席のオヤジがこちらをチラ見しているような気がして、ちょっとイヤ。
試合は2-1でブラジルの勝利。マイコンのシュートが、素人目にも美しいと思いました。
ギリシャ語の解説でも「Πολύ ωραία」でした。

0:00頃にミロス島に到着。船はあまり遅れずに進んでいるようです。
ピレウス行きにしては混んでいないかなあ?
アテネからパトラに向かうバスで仮眠を取るつもりだけど、少し眠っておこうかな。
なかなか眠くならないし、横になりにくい席だけど、1時過ぎに強引に仮眠突入。

€€ 会計メモ €€
交通費 バス(アロプロニア→ホラ) 1.4
      船(シキノス→ピレウス) 30.3
食費 タベルナで夕食 12.0
    スーパーでスナック 1.2
※船中泊(デッキ席)のため宿泊費はありません。
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